ARを活用した写真SNS「スナップチャット」を運営するSnap社は、同プラットフォームにジェネレーティブAIを活用したレンズを含む、複数の新要素が実装されたことを発表しました。
ジェネレーティブAIを活用して制作されたARレンズの名称は「Cosmic Lens」。同レンズを使用すると、利用者の姿がアート調に変化し、周囲に輝く星のようなエフェクトが展開されます。
撮影した写真や動画に合わせたレンズをレコメンドする機能も導入されました。カメラに映っているものを「スナップチャット」が認識し、地域の天気や時間帯などの情報を収集するAPIを組み合わせることで、条件に合致したレンズを推奨するとのことです。
また、レンズカルーセルのランキングアルゴリズムが改善され、“ARバー”の更新も行われました。
なお「スナップチャット」では、スナップとストーリーを保存する機能「メモリーズ」にARを追加するテストが行われています。将来的には、同アプリでカメラを使用する際、最近撮った写真と一緒に各種ARレンズが表示される仕組みが導入されるそうです。
「スナップチャット」はAR機能で顔を加工したり写真を撮ったり、フレンドとチャットしたりできるアプリ。画像をすぐに消せるため、その瞬間の楽しいことをシェアしやすいのが特徴です。撮影にARで様々なエフェクトをかけて自分の顔を色々と加工できます。
(参考)Snap