米通信大手のVerizon(ベライゾン)と教育研究機関であるスミソニアン協会は、「AR博物館」が体験できるアプリをリリースしました。スマートフォンやタブレットから使用可能、無料で提供されています。
今回公開された“AR博物館”は、Verizon 5G Labのウェブサイトから利用可能。デバイスのカメラでQRコードを読み取ると、対応したコンテンツがARで表示されます。2020年10月現在、ヘレン・ケラーやライトフライヤー号(ライト兄弟の飛行機)などを見ることができます。
さらにVerizonとスミソニアン協会は、「人々が博物館を訪れ、インタラクトし、学ぶための方法」を再定義する、プロトタイプツールの開発を目的としたコンテストも実施。Smithsonian Open Access Initiativeが公開している、デジタル化されたコレクションを使用します。委託料は1万ドル(約100万円)で、最大6チームが、Verizon 5G Labに招かれ、アプリケーションのテストを行えます。
(参考)PCMag