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企業動向 2024.02.01

シャープが新規事業開発拠点を開設。夏にVRデバイス商品化へ

1月31日、シャープ株式会社は新規事業開発拠点「SHARP XrossLAB」を開設しました。XRをはじめとする技術・商品開発、パートナー企業との共創を図ります。


(シャープの「SHARP XrossLAB」が入居する千代田区内神田のビル)

XRや新事業の開発拠点設置、VRヘッドセットは今夏商品化目指す

シャープが東京都千代田区内神田に開設する「SHARP XrossLAB」には、シャープの商品企画や開発スタッフを配置するほか、営業拠点の役割も担います。加えて、開発中の技術やプロトタイプのデモ等を実施する場としても活用される見通しです。

また、シャープは本施設の開設に際し、VRヘッドセットの商品化に向けた開発や、パートナー企業とのソリューション開発を進めていることを明らかにしました。本VRヘッドセットは、2024年夏の商品化を目指しています。

シャープ、XR関連の取り組みを活発化

家電メーカーとして広く知られているシャープですが、以前からXRヘッドセットや関連部品の開発も行っています。2023年1月には、世界最大のエレクトロニクス展示会「CES 2023」でVR/AR両対応のヘッドセットを公開。その後もARグラス向けディスプレイ技術を持つOQmentedへの出資や、NTT子会社である株式会社NTTコノキューと提携し、合弁会社NTTコノキューデバイスを設立するなど、XRデバイスの開発力や関係性強化を続けています。

(参考)シャープ


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