仙台市は、市内の中小企業を支援する「仙台市中小企業新製品等開発支援補助金」の公募を開始しています。仙台市内の中小企業者の新事業創出および高付加価値化を促進することを目的に実施され、本事業にはVR/AR企業も対象に含まれています。申請期間は6月20日から7月24日までとなっています。
本事業は、仙台市内の中小企業者によるVR/ARを含むIT関連やロボティクス関連の製品・サービス開発を支援するものです。仙台市内に事業所または工場を有する中小企業を対象としています（個人事業主を除く）。8月に開催予定の仙台市による審査委員会にてプレゼンテーションを行い、その結果を基に補助事業が決定されます。
補助金は、補助対象経費の3分の2以内の額であり、1件当たりの上限額は200万円。対象経費は人件費や原材料等費、機械装置費、技術導入費、外注委託費などです。本事業への申請希望者は、「6月20日から7月17日までの期間中に、仙台市産業振興課にて事前相談を受けるように」とされています。
VRやARを名目にした公的な支援制度はまだ多くはありませんが、政府や地方自治体の補助制度などでVR/ARも対象に含むものが増えてきています。
スケジュール
6月20日～7月17日：事前相談
6月20日～7月24日：申請受付
8月中旬：審査委員会
8月下旬：補助金交付決定
（参考）仙台市
