Home » 世界で最も有名な劇団がシェイクスピアをバーチャル上演へ モーションキャプチャ駆使


イベント情報 2021.02.13

世界で最も有名な劇団がシェイクスピアをバーチャル上演へ モーションキャプチャ駆使

イギリスの劇団、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC)は、シェイクスピアの「真夏の夜の夢」を題材にした、“バーチャルパフォーマンス”「Dream」を発表しました。

上演期間は2021年3月12日から3月20日まで。出演者は、モーションキャプチャースーツを着用し、劇を行います。

「Dream」には7人のアクターが出演。イギリス・ポーツマスのモーションキャプチャーステージから、リアルタイムで演技します。パフォーマンスは、スマートフォンやPC、タブレットから視聴できます。

米メディアVRScoutによれば、楽曲はオーケストラが演奏し、演者によって動的な変化が発生するとのこと。視聴者は、鑑賞に使用しているデバイスから、劇にリアルタイムで干渉できます。干渉するには、10ポンド(約1,400円)のチケットが必要。“参加権”が不要な場合は、無料で視聴できます。

関係者のコメント

RSCのアーティスティック・ディレクター Gregory Doran氏は、「Dream」の上演について以下のようにコメントしています。

観客の方が、自宅にいながらライブパフォーマンスに影響を与えられるというのは、素晴らしいことです。これはパフォーマーの役割を奪うのではなく、新しい機会を作り出すのです。シェイクスピアは素晴らしい劇作家であり、我々は、彼の作品のひとつをライブパフォーマンスの可能性を探求するために使えることを、喜ばしく思います。

(参考)VRScout

Mogura VRはVRScoutのパートナーメディアです。


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード