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Roblox 2024.02.01

子どもが「Roblox(ロブロックス)を始めたい!」と言い出したときに、親がチェックすべき4つのポイント

無料で遊ぶことができ、YouTuberも取り上げるなど、子どもたちからの認知度も高まったRoblox(ロブロックス)。しかし、子どもたちが遊んだ際にトラブルに巻き込まれる可能性があり、本当に遊ばせて良いのか不安になる方も少なくありません。

そこで本記事では、子どもが「Robloxを始めたい!」と言い出したときに、親がチェックすべき4つのポイントを紹介します。

そもそも「Roblox」とは?

Robloxは、多種多様なゲームで遊んだり、個性的なワールドに入場したりできるサービスです。一般的なゲームと大きく違うのは、1日で訪れるユーザー数が7,000万人という大規模なサービスであることです。さらに同じ時間に遊んでいる他のプレイヤーと会話や交流ができるため、世界中の人たちと気軽に交流できるのもポイントです。

サービス自体に年齢制限はなく、小さな子供から大人まで参加が可能。公開されているアプリは、ちょっとしたミニゲームや、タカラやよしもとなど企業製のものまで多種多様です。中には、プログラミング学習に利用できるワールドもあり、勉強に活用するという方もいます。

一方で、トラブルを招くような危険なものがあるのも確かです。以下で注意すべき点を紹介していきましょう。

チェック1・高額課金をさせない

Robloxには、「Robux」というゲーム内通貨があります。この通貨は、アバターの衣装やゲームを攻略するポイントなどに利用できます。価格は800円からで、一度の購入で3万円以上の課金も可能です。また、定額課金する方法があり、いつの間にか子どもが登録してしまったというケースもあるかもしれません。

Robloxでは、子どものアカウントの1ヵ月あたりの支出額を制限できます。まず13歳未満の場合、設定オプションの「アカウント情報」に保護者のメールアドレスを記入する欄が出てくるので、登録してみてください。そして「保護者コントロール」から1ヵ月あたりの支出額を制限できます。

詳細はこちらをご確認ください(公式のガイドライン)

チェック2・個人情報を他人にさらさない

Robloxには、世界中のプレイヤーが参加しています。子どもは友だちと遊ぶだけのつもりかもしれませんが、各ゲーム内でチャットができるので、見ず知らずの人と繋がる可能性があります。

子どもには、本名や住所など、本人と分かるものを伝えないように注意するのが大切です。また、アカウントのプロフィール欄にそういった情報が書かれていないか注意しましょう。

Roblox自体にもフィルタリング機能もあり、年齢に合わせて個人情報の発信をブロックしてくれます。特に13歳未満のユーザーの場合はより厳しくなります。「プライバシー」の項目から、他の人とのチャットそのものを無くしてしまうこともできます。

詳細はこちら(公式のガイドライン)

チェック3・暴力的、性的なワールドがある

一見ブロックのような可愛らしい見た目のRobloxですが、中には暴力的、性的なワールドが存在します。ただしワールドは全年齢対象、9歳以上、13歳以上、17歳以上のものに区分されており、事前に年齢設定をしっかりすれば、子どもが遊ぶことはできません。

それでも、なかには設定から外れているワールドに入ってしまう可能性もあるので、子どもがどんなワールドで遊んでいるのかを小まめにチェックしたほうが良さそうです。ホーム画面には、最近訪れたワールドが表示されているので確認してみてください。

チェック4・ネットいじめや誹謗中傷の被害にあう可能性も

ゲームが元で人間トラブルに巻き込まれることもあります。例えゲームでもオンラインで現実とつながっているので、ゲーム内のチャットで悪口を友人に言われる可能性もあります。また、見ず知らずの人から傷つくような言葉を送られることも。

Robloxにはブロック機能が存在します。特定のユーザーのプロフィールページにはブロックする項目があるので、そこからブロックしましょう。ゲーム空間内でもユーザーのブロックが可能です。

また、トラブルが起きたら親子で相談できるようにする、子ども自身がトラブルを起こさないように、「現実で言っていけないことをゲームでも言わないようにする」と教えておくのも大切です。

ブロックの詳細はこちら(公式のガイドライン)

まとめ・親子で自由に相談できる雰囲気作りが大切

Robloxは子どもたちにとって魅力的なゲームですが、もし遊ばせるなら、大人の管理が非常に重要になっていきます。特にアカウント作りは子どもに任せず、親がしっかりと制限した方が良いでしょう。

また、親子で自由に相談できる雰囲気作りが必要です。トラブルが起こらないように「やってはいけないこと」を伝え、もしトラブルに巻き込まれたら、いつでも相談できる関係性を築くのも大切となります。親として一度ゲームに触れて、子どもの目線に立ってみるのがおすすめです。

Robloxによる、保護者向けガイドページはこちら

(参考)公式ガイド


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