オンラインゲームプラットフォーム「Roblox」は、Meta Quest版の展開を発表。数週間以内に「App Lab」にてオープンβ版をリリースすると予告しました。β版の対応デバイスは、Meta Quest 2とMeta Quest Proです。
「Roblox」はプレイヤー自身がゲームを制作したり、他のプレイヤーが作ったゲームを遊べるプラットフォームです。「Roblox」によると、全世界の日間アクティブユーザー数(DAU)は6,610万人を超え、ユーザー自作のコンテンツ(UGC)は3,200万以上となっています。これまで「Roblox」のVR機能は、Oculus RiftとHTC VIVEシリーズなどに対応しており、今回Questシリーズが新たに加わった形です。
オープンβ版「Roblox」は、13歳以上のプレイヤーなら誰でもプレイ可能になる予定。β版の詳細情報や開発者向けのドキュメントなどは後日公表されます。
また、開発ツール「Roblox Studio」などのデバイスタイプには“VR”が追加されます。作成したコンテンツがQuestでプレイ可能な場合、この項目が有効化されるそうです。現在、PC向けのVRヘッドセットでは“デスクトップ”コンテンツがプレイできますが、将来的には、遊べるコンテンツを“VR”に限定する仕様変更が導入される予定とのこと。
Roblox is coming to @MetaQuestVR. Open Beta for developers coming soon on App Lab. More info in the link below https://t.co/jaf5hdOsEr pic.twitter.com/efGISIJuK1
— Roblox (@Roblox) July 12, 2023
なお「Roblox」は6月末、「OpenXR」のサポート開始を含むVR関連のアップデートを実施。既存のPC向けVR版、および今後の使用が想定されるVRヘッドセット版のバックエンドを「OpenXR API」に切り替えました。この変更により、体験品質が向上することが期待されています。