オンラインゲームプラットフォーム「Roblox」は、コンテンツの対象年齢の枠組みを拡張したことを発表。これまでの「全年齢」、「9歳以上」、「13歳以上」に加えて、新たに「17歳以上」カテゴリーを新設したことを告知しました。
「Roblox」はプレイヤー自身がゲームを制作したり、他のプレイヤーが作ったゲームを遊べるプラットフォームです。「Roblox」によると、全世界の日間アクティブユーザー数（DAU）は6,610万人を超え、ユーザー自作のコンテンツ（UGC）は3,200万以上となっています。
6月現在、同プラットフォームで大きく成長（増加）しているのが17歳から24歳までのユーザー年齢層です。発表によると、今回の新しい年齢カテゴリーの追加によって、クリエイターは、17歳以上を対象としたコンテンツ（より暴力的/流血が多い/下品なユーモアなどを含む）を公開できるようになったとのこと。
「Roblox」は、同プラットフォームで活動しているクリエイターの多くが17歳以上であると説明。これらのクリエイターが、より自分の心に響くコンテンツの制作を可能にするために、今回のカテゴリー追加が行われたと解説しています。
なお「17歳以上」カテゴリーの新設に伴い、17歳以上の「Roblox」ユーザーには、年齢確認の実施が求められます。確認には自分の写真と、政府が発行する身分証明が必要。アップロードして年齢確認が終わり次第、「17歳以上」向けコンテンツへのアクセスが可能になるとのことです。
（参考）プレスリリース、Roblox
