ソーシャルVRアプリ「Rec Room」の開発者が、2020年10月に発売されたOculus Quest 2が、同年の第4四半期に200万台から300万台を売り上げていた可能性があると発言しました。
Rec Room社のShawn Whiting氏によれば、200万台~300万台という数字は「Rec Room」のダウンロード数から導いた数字であるとのこと。同氏は、過去3ヵ月に100万人の新たなQuest版ユーザーが増加したことを確認していると説明。「Rec Room」のアタッチレート(装着率)は40%か、それ以下と推定できることから、実際の販売台数は、200万台~300万台に達していると結論付けています。
Seeing people talking about 1M Quest 2 headsets sold. Here's a @recroom slack msg 🙂
"The actual number is prob more like 2-3M Quest 2s in Q4. We saw 1M *new* Quest users in the past 3 months. Guessing our attach rate is 40% or lower. We def haven't gotten to all of them yet"
— Shawn Whiting (@ShawnRecRoom) February 5, 2021
2021年2月現在、フェイスブックは、Oculus Quest 2の販売が好調なことをアピールしているものの、具体的な販売台数を公表していません。仮にRec Room社の推定が正しい場合、先日ゲーム業界のリサーチ会社Superdataが公開した、独自の推計データ(2020年の第4四半期に100万台以上を売上)を大幅に上回っている計算になります。
フェイスブックは、2021年1月末、現在販売されているQuest向けVRゲームのうち、60作品以上が100万ドル(約1億円)の収益を記録していることを発表しています。現時点ではRec Room社とSuperdata、どちらの“見解”が正しいかは不明ですが、Quest 2が大きな成功を収めていることは、ほぼ確実と言えそうです。
(参考)Road to VR
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