今月に入り、ARデバイスのプロトタイプ「Project North Star」を電撃発表した米Leap Motion。同社公式ツイッターアカウントにて、このデバイスを利用している様子を撮影した動画が公開されました。
机の端から現れるウィンドウ
この動画では「Project North Star」で開発されたARヘッドセットのプロトタイプを使用、興味深いデザインコンセプトを提示しています。ユーザーインターフェースを必要最小限まで絞ったうえで、イベントのリマインダーのような”最小化された”AR機能を、普段はどのように視界から隠すのか、そしてどのように表示するのか、その一部始終を見ることができます。
Another day at the augmented office. Our latest foray into #AR design with #ProjectNorthStar makes your entire world interactive. pic.twitter.com/SB8SNidbCG
— LeapMotion (@LeapMotion) 2018年4月24日
机の端に見える白いバーに手を使づけると、2Dのウィンドウを引き出すことができます。ウィンドウを空中に配置したり、机に置くことも可能です。特筆すべき点として、このウィンドウは”重み”を持つように目に映り、日常風景の中で自然に見えます。同社はこの動画について「ヘッドセットを通して直接撮影したもので、何のギミックも用いていない」としています。
この動画に続き、同社は「現時点では、我々のARに関する取り組みは初期段階です。試作や量産には沢山のステップが残されています」とツイートしており、「まだヘッドセットをリリースする予定はありません。それは、このプロジェクトの本当の最終段階だからです」としています。
(参考)Road to VR
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