ピクシブ株式会社は、3Dキャラクターとリアルタイムで会話できるサービス「ChatRoid」を発表しました。屋外広告や店頭案内、Web上でのカスタマーサービスなど、接客やガイド用途での実用化を目指します。
AI×3Dキャラクターでリアルタイム会話体験
本発表に先立つ2023年4月、ピクシブはAIと3Dキャラクターを組み合わせた「ChatVRM」を公開。「ChatVRM」では、テキストや音声入力などを通して、Webブラウザで3Dキャラクターとの会話を楽しめます。モデルの変更、性格設定や出力音声の調整も可能です。
今回発表された「ChatRoid」は、「ChatVRM」の機能を強化する形で開発が進められています。ChatGPTや音声合成、アニメーション技術などを活用し、3Dキャラクターとのより自然かつリアルタイムでの対話体験を提供。キャラクターに合わせた声色や、喜怒哀楽などの多彩な感情表現が可能となるほか、あらかじめ指定したキャラクター設定・シチュエーションに合った返答も可能です。
ピクシブ株式会社は、今後「ChatRoid」を活用した実証実験を継続的に展開する予定です。
「AI World 2023 夏 東京」でソフトバンクとコラボ展示
2023年7月11日（火）～7月13日（木）に開催されるAI展示会「AI World 2023 夏 東京」にて、ソフトバンク株式会社が提供するAI映像解析プラットフォーム「STAION（スタイオン）」と「ChatRoid」のコラボレーション展示が行われます。
コラボレーション展示では、「STAION」と連携するデジタルサイネージに「ChatRoid」を表示。カメラ等を通して、利用者の属性解析や滞在時間計測などをデモンストレーションする予定です。
（参考）プレスリリース
