3月12日、VRヘッドセット「PICO 4」の最新アップデート(5.9.0)がリリースされました。
今回のアップデートでは、「PICO 4」とPCを接続する公式アプリ「Streaming Assistant」の上位互換システム「PICO Connect (Beta)」が導入されました。ウィンドウサイズや位置の調整、マルチディスプレイへの対応、コントローラーやジェスチャー操作といった機能に対応しています。さらに、PCとの接続(ストリーミング)中、ゲームプレイの遅延を低減し、低解像度画像を高解像度に変換するスーパーサンプリングや、ゲーム内の明暗調整なども可能になりました。
🚀PICO OSの最新バージョン5.9.0をリリース🚀
PICO OS v5.9.0で、革新的なVR体験をお楽しみください
アップデートのハイライト:
PICO Connect (Beta)の導入
SteamVRストリーミングの最適化
ジェスチャー機能の改善
PICO Video Playerの品質向上
PICO Avatar SDK v1.0 リリース
PICO SDK v2.5リリース pic.twitter.com/06u5KbuLfJ— PICO XR Japan (@PICO_Japan) March 12, 2024
ハンドトラッキング機能の改善も行われています。トラッキングの遅延が軽減し、”ピンチ”(親指と人差し指での摘み動作)によるクリックの成功率が向上。頭を動かした際の、ハンドトラッキングの安定性も上昇しています。
その他の変更点は以下の通りです。
・PICO Video Playerの品質向上:4K以上のVR動画に対する臨場感モードを有効化し、映像のクリアさと滑らかさを大幅に改善。
・PICO Avatar SDK v1.0 :Avatar SDKによって、開発者は、Avatarエディターでユーザーのカスタマイズしたアバターを、自己のアプリで利用させられるように。マルチプレイヤーインタラクション体験を最適化できます。
・PICO SDK v2.5:開発者は、ジェスチャー機能の強化、ライブプレビュー (Live Preview)でのジェスチャーサポート、Unityで最もよく使用されているXRI (XR Interaction)フレームワークやUnreal Engine 5.3を利用可能です。
(参考)プレスリリース