株式会社オプティムは、iPad Pro搭載の「LiDARセンサー」を活用、土構造物等から3次元データが取得できるアプリケーション「OPTiM Land Scan」の提供を開始します。測量時間の短縮や人件費の削減、技術者不足といった建設・土木現場の課題解決を目指します。
「OPTiM Land Scan」は、iPad Pro 2020年モデルで土構造物等の測量対象をスキャンすることで、土木現場で求められる3次元データを生成可能なアプリケーションです。ドローンやレーザースキャナなどの利用が難しい小規模現場での利用を想定されており、従来の光波測量と比較すると「測量時間を最大6割削減可能」としています。測量には専門知識は不要で、一人で測量を行えます。測量により取得した3次元データはLandXML形式にて出力ができ、点群処理ソフトウェアやCADソフトを利用して、横断図の作成など行えます。
本アプリケーション開発は、九州のゼネコンである松尾建設株式会社と建設業界の課題を解決する取り組みである「建設×IT 戦略的包括提携」の一環として実施。2020年8月3日よりβ版として、オプティムより無償でサービスが提供されています。申込みはこちら。
利用環境
・iPadアプリケーション
対応ハードウェア |
対応バージョン |
iPad Pro 2020年モデル |
iOS 13.4以上 |
・Webアプリケーション
対応OS |
対応ブラウザ |
Windows 8.1以降 |
Google Chrome(最新) |
OS X Yosemite 10.10 以降 |
Google Chrome(最新) |
・GNSSレシーバー
提供会社 |
製品名 |
ビズステーション株式会社 |
Drogger RWP |