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ゲーム・アプリ 2021.04.04

VRゲームは「より大規模かつ複雑になる」自信を見せるフェイスブック

2016年の”VR元年”以降。VRゲームはヘッドセット側の進化と共に、常に前進を続けてきました。2016年当時は、数少ないスタジオが実験的に作った作品が多くありましたが、現在ではインディーデベロッパーから大手のゲーム企業まで、様々な会社が開発に取り組んでいます。「Beat Saber(ビートセイバー)」や、「Half-Life: Alyx」などヒット作も登場し、非VRの作品を上回る売上や評価を獲得しています。

では、これからのVRゲームはどのような歩みを見せていくのか――Oculus Studioのプロダクション・ディレクターMike Doran氏が見解を披露しました。Oculus Studioは、フェイスブックでVRコンテンツ開発や開発支援を行なっているスタジオです。

Doran氏のコメントは、海外掲示板Redditで行われたもの。Doran氏が先日、フェイスブックの公式ブログで行った、Oculus Studioの今後3~7年のコンテンツ展開に関する発言に続く内容です。

Doran氏によれば、Oculus StudioのVRゲームは、開発サイクルが長期化すると共に、より「大規模、かつ複雑」なものになっていくとのこと。同氏はまた、Oculus Studioが開発している作品が、今後2年以内にもリリースされると明言しています。

Oculusが以前から開発を進めているタイトルのひとつに、「Lone Echo Ⅱ」があります。本作は、2017年にリリースされたVRアドベンチャー「Lone Echo」の続編。フェイスブックが2020年に買収を行なったReady At Dawnが開発を行なっています。披露されて以降、延期などが行われつつ現時点で約4年間、制作が続けられています。

仮に、Doran氏の発言が「Lone Echo Ⅱ」にも適応される場合、前作と比較して、ボリュームの大きな作品になる可能性が高いでしょう。様々なゲームスタジオの買収を進めるフェイスブックがどのような作品を世に送り出してくるのか。他タイトルも含めて、続報に期待したいところです。

(参考)UploadVR


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