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ゲーム・アプリ 2021.03.26

絶対遊んでおきたい! 傑作VRゲーム15選【2021年版】

VRヘッドセットで遊べるゲームは年々増え続けています。FPSやリズムゲーム、アクション、パズルとその種類も実にさまざま。どのゲームを買うべきか悩む人も少なくないはず。
そこで現在発売されているVRゲームから評価が高く、かつ英語に不慣れな人でも遊びやすい作品をピックアップ。筆者(井文、シェループ)の所見も交えつつ紹介していきます。

The Walking Dead: Saints & Sinners

人気ゾンビドラマ「ウォーキング・デッド」原作のVRサバイバルアドベンチャー。アメリカ・ニューオリンズの街を舞台に、プレイヤーはゾンビこと「ウォーカー」の密集する街を探索しながら、物資が貯蓄されている軍用バンカー「リザーブ」を目指します。

広大なフィールドと、物資をやりくりしながらのサバイバル要素が大きな特徴です。もちろんウォーカーとの戦闘は恐怖と緊迫感がたっぷり。街にはウォーカー以外に「タワー」、「リクレイムド」なる人間の勢力もおり、時には彼らと敵対したり協力したりすることも。

またプレイヤーの選択によってストーリーの展開が分岐します。本編とは別に次々と襲い来るウォーカーを倒し、高得点を目指すゲームモードも収録されており、盛り沢山な内容です。原作ファンはもちろん、やり応えのあるVRゲーム好きなら要プレイの大作です。

タイトル

The Walking Dead: Saints & Sinners

発売・開発元

Skydance Interactive

対応ヘッドセット

 Valve Index、HTC Vive、Oculus Rift(Rift S)、Windows Mixed Reality、Oculus Quest/Quest2、PlayStation VR

価格(税込)

4,100円(Steam)、3,990円(Oculus Store:Rift / Quest)、3,960円(PlayStation Store

The Room VR:A Dark Matter

スマホ向けアプリとして生まれ、好評を博した脱出ゲーム「The Room(※邦題:ザ・ルーム)」のVR向け完全新作。1908年のイギリス・ロンドンを舞台に、謎の失踪を遂げた考古学者の行方を追う摩訶不思議なストーリーが展開されます。

仕掛けを直接つかんだり、押し込んだりしながらパズルを解き明かす、”グリグリ”な操作感が特色。難易度も絶妙で、何かしら触っていれば解法が見えてくるバランスにまとまっています(ヒントも完備)。行く手を阻むパズルも個性的なアイディアを凝らしたものが満載です。

「The Room」シリーズ定番のアイテム「アイピース」を使うパズルもあり、VRで直接見通す形も相まって、独自の魅力があります。20世紀初頭のロンドンを忠実に再現した雰囲気抜群のグラフィック、徐々に不気味さを増していくストーリーもぜひ体験してほしいところ。VR特有の演出を心行くまで堪能してください。

タイトル

The Room VR: A Dark Matter

発売・開発元

Fireproof Games

対応ヘッドセット

Valve Index、HTC Vive、Oculus Rift、Windows Mixed Reality、Oculus Quest/Quest2

価格(税込)

3,090円(Steam)、2,990円(Oculus Store:Rift/Quest

リトルウィッチアカデミアVR ほうき星に願いを

劇場版&テレビシリーズが制作され、人気を博したアニメ「リトルウィッチアカデミア」原作のVRレースゲームです。ストーリーは本作オリジナル。「ルーナノヴァ魔法学校」の体験入学生となり、アッコたちと共に2人1組のホウキレース「ステラ杯」に挑みます。

頭を前方へ屈むよう傾けると飛行、左手のコントローラを直接傾けて方向を調節を行う操作スタイルが特色。ライバルたちとの順位争いや、ゴーストを魔法で浄化するシューティング競技もあり、レースに終始しない構成となっています。

特殊な技術を用い、プレイ中にVR酔いをほとんど感じずにプレイできるのもうれしいところ。オンラインのユーザー最大10人と自由な飛行が楽しめるモードも収録。原作ファンに留まらず、レースゲーム好きにも推せる作品です。

タイトル

リトルウィッチアカデミアVR ほうき星に願いを

発売・開発元

UNIVRS, Inc.

対応ヘッドセット

Oculus Quest/Quest2

価格(税込)

2,990円(Oculus Store

ALTDEUS: Beyond Chronos

2019年発売の「東京クロノス」の続編にあたる、VRインタラクティブストーリーアクションゲームです。プレイヤーは主人公「クロエ」となり、人型都市防衛兵器「マキア」に搭乗。超巨大生物「メテオラ」との戦闘に挑みます。

前半は「東京クロノス」と同じ構成ですが、メテオラとの戦闘ではロボットを操縦するなど、プレイヤーが直接参加するイベントが増え、ただテキストを読むことに終始しない構成になっています。

VR特有の演出も磨きを増しており、戦闘シーンはその真骨頂が見られます。ロボットアニメのお約束ネタも満載。自分の決断次第で以降の展開が変わる分岐要素や、電脳空間内でのVRライブなどもあり、プレイヤーを退屈させません。

新時代のアドベンチャーゲームと豪語できる内容で、ジャンル好きならば意地でもプレイする価値ありです。

タイトル

ALTDEUS: Beyond Chronos (アルトデウス: ビヨンドクロノス)

発売・開発元

MyDearest

対応ヘッドセット

Oculus Quest/Quest2、Valve Index、HTC Vive、Oculus Rift、Windows Mixed Reality

価格(税込)

3,990円(Oculus Store)、5,480円(Steam

Mare

https://www.youtube.com/watch?v=0k8aLYAbCQ8

PlayStation 2(PS2)初期の名作「ICO(イコ)」に近い雰囲気を持つVRアドベンチャーゲーム。機械仕掛けの鳥になり、謎の少女を導きながら古城の廃墟が広がる島を探検していきます。

操作は非常にシンプルで、電柱のような装置を伝い飛びながら移動したり、仕掛けを解除したりしていきます。時には後を追いかけてくる少女の協力を得つつ、島の奥地を目指します。

しかし、難解なパズルや「黒い鳥」の妨害などがあり、一筋縄ではいきません。ストーリーも謎めいており、島の奥地に近づくにつれ不穏な気配が増し、終盤には衝撃の展開と結末を目撃することに。霧かかったグラフィックによって描かれた世界観も素晴らしい仕上がりです。「ICO(イコ)」が好きな人はもちろん、VRゲームの入門に最適なタイトルをお探しの人にも強くおすすめします。

タイトル

Mare

発売・開発元

Visiontrick Media

対応ヘッドセット

Oculus Quest/Quest2

価格(税込)

1,990円(Oculus Store

Half-Life: Alyx

2020年3月にValveから発売されたPC向けのVRFPS。人気FPS「Half-Life」シリーズの最新作です。「Half-Life 2」本編の数年前を舞台に、同作のヒロイン、アリックスとして、エイリアン「コンバイン」と戦います。

本作は現在(2020年6月時点)もっとも完成度の高いVRゲームのひとつです。UIはもちろん、戦闘システムやAIも洗練されており、満足感の高いバトルを最初から最後まで楽しめます。

難易度も数段階用意されており、FPSが不慣れな人も安心。シリーズ恒例の“物理パズル”が、しっかり盛り込まれているのも嬉しいポイント。

筆者が個人的にお気に入りなのは、いわゆる“念力キャッチ”を世界観に落とし込むためのガジェット「ラッセルズ」の操作感。オブジェクトを引っ張る際には、手首を手前にスナップする必要があるのですが、慣れるとこれが気持ちよいのです。

ゲーム実況者やVTuberがYouTubeに多くの実況動画を投稿しているので、操作感が気になる方はチェックしてください。

https://www.youtube.com/watch?v=ReUrs_T2A3s

(Vtuber、おめがシスターズ [Ω Sisters]のプレイ映像)

タイトル

Half-Life: Alyx

プレイ人数

1人

対応VRヘッドセット

Oculus Rift S、HTC VIVE、VALVE INDEX、Windows Mixed Reality系ヘッドセットなど

価格(税込)

6,290円(Steam

Vader Immortalシリーズ

人気SF映画「スター・ウォーズ」を題材にした、VRアドベンチャー3部作です。映画本編でも登場した惑星「ムスタファー」で、ダース・ベイダーにまつわる物語が展開されます。

「スター・ウォーズ」らしく、ライトセーバーやフォースが登場。ジェダイの気分を、VRで没入して味わえます。

本作にはストーリーモードと、ライトセイバーでの戦闘に特化した「LightSaber Dojo」というモードがあります。“Dojo”は各レベルを好成績でクリアすると、色やデザインの違うライトセーバーなどをアンロックできます。映画の主要人物が使っていたものも登場するので、シリーズファンにはたまらないはず。難易度も歯ごたえ十分です。

PlayStation VR版の発売も予定されています。リリース当初は3作すべて日本語非対応でしたが、現在は日本語でプレイできるようになりました。

タイトル

Vader Immortal: スター・ウォーズVRシリーズ | Oculus(Episode 1、Episode 2、Episode 3)

プレイ人数

1人

対応VRヘッドセット

Oculus Rift(Rift S)、Oculus Quest、PlayStation VR(予定)

価格(税込)

1エピソード990円(Oculus Store

Pistol Whip

アップテンポな音楽に合わせて、敵を倒していくリズム×シューティングVRゲーム。アクション映画の主人公の気分を味わえる、爽快なゲームプレイが特色です。

音楽のリズムにノリながら敵を撃てば、ハイスコアを狙えます。適当に撃ちまくっても一応クリアできますが、いい点数は獲得できません。慣れないうちは爽快感の高い“2丁拳銃”モードで遊ぶのがおすすめです。収録曲も魅力的で、日本のアニメをインスパイアしたものもあります。

リリース後も、精力的なアップデートが行われています。2020年4月にはPlayStation VR版の発売も決定しました。開発元のCloudhead Gamesによれば、同バージョンの発売後にも、更新は継続されるとのこと。

https://www.youtube.com/watch?v=nPrQocFp1fQ

タイトル

Pistol Whip

プレイ人数

1人

対応VRヘッドセット

Oculus Rift(Rift S)、Oculus Quest、HTC VIVE、PlayStation VR(予定)など

価格(税込)

2,570円(Steam)、2,740円(Oculus Store(Rift / Quest))

SUPERHOT VR

プレイヤーが動いたときのみ“時”が進むという、ユニークなシステムのVRFPS。「SUPERHOT」という同名のタイトルをVR化した作品です。ユーザーから高い評価を獲得し、非VR版の売上を上回ったことでも注目を集めました。

ストーリーはサイバーパンク風。説明は少なく、状況から考察していくような内容です。グラフィックはスタイリッシュの一言。白と赤で彩られた抽象的な世界は美しさと新しさを感じさせます。

ゲーム内の時間は自分が行動したときに限り進行します。身体を動かす前に、敵を倒す順番をじっくり考えられるのもポイントです。上手くいけば映画「マトリックス」のように、弾丸を避ける“超人ムーブ”もできます。

本編のほかにもタイムアタックやヘッドショットのみ、ハードコアモードなどがあります。ストーリーをクリア後にはサブモード”もアンロックされます。

タイトル

SUPERHOT VR

プレイ人数

1人

対応VRヘッドセット

Oculus Rift(Rift S)、HTC VIVE、Oculus Quest、VALVE INDEX、PlayStation VRなど

価格(税込)

2,480円(Steam)、2,490円(Oculus Store(Rift / Quest))2,545円(PS Store

Beat Saber(ビートセイバー)

VRゲームの代表格といっても過言ではないリズムゲームです。画面奥から迫るブロックをセイバーでひたすら斬っていきます。シンプルかつ爽快感抜群! VRゲームでは初めて売り上げ100万本を突破した作品でもあります。

精力的な無料アップデート(楽曲追加)とDLCの配信も行われています。特筆すべきは、MODコミュニティが非常に大規模なこと。様々な楽曲にユーザー制作の譜面(ビートマップ)を組み合わせたものが専用サイトで多数公開されており、ダウンロードすれば好みの曲をプレイできます。

(大ヒットのきっかけとなった「LIV」を活用したプレイ映像)

タイトル

Beat Saber

プレイ人数

1人

対応VRヘッドセット

Oculus Rift(Rift S)、HTC VIVE、Oculus Quest、VALVE INDEX、PlayStation VRなど

価格(税込)

3,090円(Steam)、2,990円(Oculus Store(Rift / Quest))3,259円(PS Store

テトリス エフェクト

有名落ち物パズル「テトリス」をVR化した作品。基本的なゲーム性はそのままに、非常に美しいグラフィックやエフェクトを体験できます。

BGMと“ミノ”の動きが連動しており、回転や落下などの際、音楽のフレーズに合わせたサウンドが鳴ります。最初はBGMが静かですが、ラインを消していくと、ボーカルが挿入されるなど、プレイヤーの心境を同期するように激しくなっていきます。モードによっては、時間を止めてミノを消せる、“ZONE”機能も使用できます。

ゲームモードは、いくつかの曲がセットになったステージクリア型の“Journey Mode”と、様々なルールを自由に選んで遊べる“Effect Modes”の2種類。“Journey Mode”は難易度別にマップが個別に設定されているので、自分の力量にあったレベルで遊べます。

タイトル

テトリス エフェクト

プレイ人数

1人

対応VRヘッドセット

Oculus Rift、HTC VIVE、Oculus Quest、PlayStation VR

価格(税込)

4,180円(Epic Games Store)、2,990円(Oculus Store( Quest))4,584円(PS Store

東京クロノス

無人の渋谷に閉じ込められた8人の高校生たちが繰り広げる、VRミステリーアドベンチャー。日本のMyDearest株式会社が制作しました。クラウドファンディングで1,800万円以上の支援金を獲得したことでも知られています。発売後もOculus公式から必見タイトルとして“Essentials”に選ばれるなど、高い評価を受けています。

主人公の櫻井響介(高校生)は、渋谷のあるビルで目を覚まします。目覚めた瞬間は、周囲には誰もおらず、その後やってきた“ロウ”という見知らぬ人物は、こちらを小馬鹿にするばかり。その後、渋谷の駅前に移動すると、街から人が消失しているという異常事態が判明。響介が困惑していると、同じく渋谷で突然“目覚めた”という幼馴染たちが、彼と合流してくるのですが…というのが冒頭の展開です。

ゲームとしては、いわゆるノベルゲームに分類される作品ですが、VRならではのギミックが多く盛り込まれているのが特長。フィールドで起こる演出を確認するには、首や身体を実際にその方向に向ける必要があり、主人公と文字通り一体になった気分で物語を楽しめます。ちなみにヒロインが主人公に抱き着くシーンの密着感もかなりのもの。

タイトル

東京クロノス

プレイ人数

1人

対応VRヘッドセット

Oculus Rift(Rift S)、Oculus Quest、Oculus Go、HTC VIVE、Play Station VRなど

価格(税込)

3,980円(Steam/VIVEPORT)、3,990円(Oculus Store( Rift/Go/Quest))5,072円(PS Store

Creed: Rise to Glory™

俳優シルベスター・スタローン主演の映画「ロッキー」シリーズ原作のVRボクシングゲーム。映画「クリード チャンプを継ぐ男」をベースにしたストーリーモードを楽しめます。他にもキャラクターを自由に選択して遊べるフリープレイモードや、オンライン対戦がプレイできます。フリープレイでは、歴代映画シリーズに登場したキャラクター(ロッキー・バルボア、イワン・ドラゴなど)を操作可能なのも、映画ファンには嬉しいところ。

ボクシングが題材なだけあって、プレイ中の運動量はかなりのものです。筆者は今回座った状態でプレイしたのですが、10分程度プレイしただけで、身体中が汗だくになってしまいました。プレイ時にはコントローラーを激しく動かすので、他のVRゲームを遊ぶ時よりも、さらに周囲のスペースを十分に確保しておきましょう。

なお本作、基本的な翻訳は問題ないものの、なぜかメインメニューだけ「戦歴(ストーリー)」「無料プレイ(フリープレイモード)」「PVP(対戦)」という意図が伝わりにくい日本語が使用されています。覚えてしまえば問題ないのですが、初見では少し混乱するかもしれません。

タイトル

Creed: Rise to Glory™

プレイ人数

1~2人

対応VRヘッドセット

Oculus Rift(Rift S)、Oculus Quest、HTC VIVE、Play Station VRなど

価格(税込)

3,090円(Steam)、2,990円(Oculus Store( Rift/Quest))4,212円(PS Store

Moss

外の世界を夢見る白ねずみのクイルが主人公のVRアクションパズルゲーム。オブジェクトを動かし、敵と戦いながら冒険を進めていきます。謎解きは、Quill単体で解決できるタイプと、プレイヤーが補助するタイプの2種類。ステージが進むにつれて、ギミックも複雑になるので、頭脳をフル回転させて挑まなければなりません。

ファンタジー色の強い世界が特長のひとつ。大自然の景色はもちろん、動物たちの暮らす町も見どころです。導入や要所のイベントシーンが“本を読む”という形で進行するのもユニーク。イベントナレーションは、各セリフごとに微妙に間があるので、焦って飛ばさないようにしてください。

なお筆者の環境では、初期起動時の言語設定が英語になっていましたが、言語設定は、オプションから日本語(音声と字幕)に変更可能です。

タイトル

Moss

プレイ人数

1人

対応VRヘッドセット

Oculus Rift(Rift S)、Oculus Quest、HTC VIVE、VAVVE INDEX、Play Station VRなど。

価格(税込)

3,090円(Steam)、2,980円(Oculus Store(Rift/Quest)、3,361円(PS Store

Vacation Simulator

ロボットに、バカンスを“教えてもらいながら”楽しむという一風変わったタイトル、VRゲームのヒット作「Job Simulator」の続編に相当する作品です。バカンス(ミニゲーム)を楽しみつつ、エリアを開放するメモリを集めていくというのが、プレイの目的になります。

各ステージのオブジェクトは、ほとんど何かしらのアクションができます。テレビの場合はON/OFFが切り替えられたり、冷蔵庫は中の物品が食べられたりと、様々なギミックが用意され「このオブジェクトでは、何ができるのだろうか」と色々考えるのも楽しい作品です。

日本語字幕はゲーム開始直後かオプションに存在する“Subtitle”からオンにできます。

タイトル

Vacation Simulator

プレイ人数

1人

対応VRヘッドセット

Oculus Rift(Rift S)、Oculus Quest、HTC VIVE、Windows MRなど

価格(税込)

3,090円(Steam)、2,990円(Oculus Store(Rift/Quest))

執筆:井文、シェループ


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