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Meta Quest 2020.03.29

VRデバイスも清潔に。フェイスブックがOculus製品の“お掃除”解説

2020年3月現在、新型コロナウイルスの流行は収まることなく続いています。予防には手洗いうがいなどを徹底することが推奨されていますが、VRユーザーとしてはヘッドセットの清潔さが気になるところでしょう。

VRヘッドセットは頭部(=顔)に装着して使用します。激しい運動を伴うVRコンテンツでは汗をかくことも多く、衛生的にはあまり“綺麗”とは言えません。

そこで本記事では、フェイスブックが米メディアUploadVRに回答した内容を元に、Oculus Quest(オキュラス クエスト)を含む、Oculus系VRヘッドセットやコントローラーのクリーニング方法を紹介します。

VR関連デバイス清掃方法

フェイスブックがUploadVRに例示した、デバイス類の清掃手順は以下の通りです。

・作業を行う前に、まず手を洗浄する。

・クリーニングを行う際には、ニトリル(使い捨て)手袋を着用し、清掃後は手袋を廃棄する。

・クリーニングの最中も、定期的に手を洗う。

・VRヘッドセットやハンドコントローラーなどを拭き取る際には、非アルコール性で研磨剤の入っていない、抗菌性のワイプ(ウェットティッシュ)を使用。各デバイスは、表面が目で見て濡れているのが確認できる程度に拭き、10分程度濡らした状態で放置する。

・VRヘッドセットの使用者の顔面と接する部分(接顔パーツクッション)は、(ウエットティッシュで拭いた後)水で濡らした綺麗な布で拭き、完全に乾燥させる。清掃によってトラブルが生じた場合は、接顔パーツクッションを交換する。

・ヘッドセットのレンズは、マイクロファイバークロスを使用して拭き取りを行う。

・清掃したデバイスは、10分程度乾かした後、新しいマイクロファイバークロスを使用して残っている濡れなどを拭き取る。

フェイスブックはこのほかにも、病気が疑われる人とVRヘッドセットをシェアしないことや、レンズ部分の清掃には、アルコールが含まれるウェットティッシュを使用しないことを注意しています。

レンズ部分をアルコールで清掃すると、レンズに傷が入り、正常にVRデバイスを使用できなくなるケースがあります。フェイスブックによれば、「レンズの汚れが頑固な場合には、濡らした布を使うことを推奨します」とのこと。

(参考)UploadVR


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