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業界動向 2023.09.01

NTTコノキューと三菱UFJ銀行がメタバースで協業、共同で若年層の調査も

株式会社NTT QONOQと株式会社三菱UFJ銀行が、メタバース市場の創造と発展に向けて協業を開始しました。その一環として「メタバースに関する利用実態と意識調査」の結果の一部も公表しています。

今回の協業で、NTTコノキューと三菱UFJ銀行は「1.メタバースの利活用に関する生活者・事業者調査」「2.コノキューが提供するプラットフォーム「DOOR」を活用した新たなユースケースの創出・検証」「3.さまざまなパートナーとの連携による新たな事業機会の模索」を検討・推進します。

すでに両社は、調査で得られた生活者インサイトと事業者の課題をもとにワークショップを行い、複数のユースケースアイデアを導き出したとのこと。今後は実証実験・事業化を視野に、さまざまな事業・団体パートナーと連携しながら、検討アイデアの仮説検証と具体化を進めるとしています。

600名の高校生・大学生に「メタバースに関する利用実態と意識調査」も

協業の一環として、両社は3月に高校生・大学生を対象とするアンケート調査(n=600)を行い、結果の一部を公表しています。回答者は、アンケート設問で提示された約20の「オンライン 3D メタバース空間」を直近3ヶ月以内に利用した「メタバース利用経験者」です。

(出所:NTTコノキュー・三菱UFJ銀行)

調査によれば、回答者の約半数がメタバースを「週に1日以上」「夕方~夜」に「1時間未満」利用しています。また、「スマートフォン」で「暇つぶし」のために「現実世界の友達を誘って一緒に」「ゲーム」を利用するとの回答が最多でした。「自分だけの」プライベート空間やアバターの作成がよく利用され、有料アイテムや商品の購入に「魅力を感じる」とする回答は少ない傾向でした。

(参考)プレスリリース


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