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さながらメガネ型Magic Leap? わずか85gのARグラス「nreal light」

中国のARスタートアップnrealは、アメリカ・ラスベガスにて開催されているエレクトロニクス展示会「CES2019」にてメガネ型MRグラス「nreal light」を発表しました。neralはAR/MRデバイス企業Magic Leapの元エンジニアらが共同設立した企業です。本デバイスは本体がおよそ85gというその軽量性、メガネ型のARグラスとしては広めの視野角(52°)などから話題となっています。

nreal lightは、その名前が示すとおり「軽量」なARグラスを目指して設計されています。本体に搭載された4基のカメラにより空間認識を行い、動き回っても空間に表示されたオブジェクトが固定されたように見える、6DoFのトラッキングが可能です。操作にはボタン型のシンプルなコントローラー(ジャイロセンサーを搭載し、回転のみ反映)を使用します。

これまでに発売されたAR/MRグラスのうち、Magic Leap Oneはメガネ部分(Lightwear)が325gとなっていましたが、「nreal light」は約85gと非常に軽いことが特徴です。ただし、nreal lightはMagic Leap Oneと同じく、バッテリーやプロセッサを搭載した処理部分は外付けとなっています——つまりこのメガネ部分だけではAR体験ができません。

プロセッサにはSnapdragon 845を搭載しており、2,3時間の連続駆動時間を実現しています。外付けのユニットがMagic Leap Oneと比べて非常に小型・軽量な点もポイントです。


(nreal light(左)と外付けユニット(右)。外付けユニットも小型・軽量だ)

視野角は52°とMagic Leap OneやHoloLensよりも広く、また体験したMogura VR Newsの記者によれば「発色・輝度ともに非常に良い」とのこと。ディスプレイ解像度はそれぞれ1080pほど。

nreal lightは物体認識やHDの空間音響、およびSLAMを利用した平面認識にも対応しています。記者によれば「認識の精度はARkit以上に高いレベルで実現しているものの、Magic Leap OneやHoloLensほど現実空間にピッタリと固定されているようには見えず、体験の質は劣る」とのこと。CESで展示されたバージョンでは水平面の認識のみ搭載しており、nrealの担当者は「今後、精度の向上と合わせて垂直面の認識も搭載したい」と語りました。

発売時期は2019年の2Qから3Qを想定

発売時期と価格について、nrealは「このデバイスを2019年第2四半期から第3四半期に、1,000ドル以下で提供したいと考えている」と回答。同社はおよそ1500万ドル(約16億円)の資金調達を行ったことも明らかにしており、開発および商品展開は加速する見通しです。

(参考)VentureBeat

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