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Meta Quest 2024.03.15

ナイアンティックとMeta社が、MR領域で提携 Meta Quest 3とスマホのクロスプレイに対応したデモゲームを公開

ナイアンティックと、Meta社はMR領域での提携を発表。Meta Quest 3とスマートフォンに対応する、MRデモゲームへの共同出資を行いました。

両者が今回出資したMRゲームは「Cardboard Crashers」「Magical Forest」「BeeQuest」の3作品。各作品は、ナイアンティックのWebARプラットフォーム「8th Wall」を使って制作されています。同プラットフォームのマルチプレイヤー機能を採用することが、出資の条件だったとのこと。

「Cardboard Crashers」と「Magical Forest」は、VR/MRヘッドセットMeta Quest 3とモバイル端末間でクロスプレイが可能。「BeeQuest」はQuest 3とスマホを切り替えて遊ぶシステムで、ゲームの進行状況はGoogleアカウントに保存されるそうです。

Cardboard Crashers

「Cardboard Crashers」は、 戦車を使って戦うターン制の対戦ゲーム。フィールドがMRで表示され、相手の車両を“盤面”から全て落とすと勝ちになります。制作には、「8th Wall」の物理モジュールが使用されています。

「Cardboard Crashers」ページ

Magical Forest

MRで楽しめるリアルタイム探索ゲーム。プレイヤーは自分のキャラクターを操作して、フィールド内の昆虫をすべて発見することを目指します。プレイヤーを補助する魔術書も用意されているとのこと。

「Magical Forest」ページ

BeeQuest

ミツバチのコロニーのために働いて花粉を集め、蜜を収穫し、侵入してくるスズメバチを撃退するゲーム。ハチミツやミツバチを作成するためには、スマートフォンモードでAR表示される花を発見し、資源を収穫する必要があります。手に入れた資源は“管理モード(Quest 3側)”で使用可能。スズメバチがやってきた際は、Quest 3で行える戦闘モードで戦います。

「BeeQuest」は、現実世界の地形をゲーム内に反映するためにナイアンティックの「Lightship Maps」モジュールを使用しています。

「BeeQuest」ページ

なお、米メディアUploadVRによると、「Cardboard Crashers」と「Magical Forest」は、Quest 3でプレイする際は、パフォーマンスに難があったとのこと。今後、ゲームの改善がなされるのかも含め、どのようなかたちで正式リリースされるのか、気になるところです。

(参考)UploadVR

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