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投資 2023.11.07

日本発VRゲームのMyDearest、シリーズCで11.6億円を調達。新作開発やグローバル展開本格化

11月7日、VRゲーム開発を手がけるMyDearest株式会社は、シリーズCラウンドとして総額11.6億円の資金調達を行いました。調達資金は新作ゲーム「Brazen Blaze」などの開発や人材採用に充てられます。本調達により、MyDearestの累計調達額は約25億円に達しました。


(提供:MyDearest)

MyDearestは、「東京クロノス」「ALTDEUS: Beyond Chronos」などのVRアドベンチャーゲームで知られ、VRゲームの開発会社として高い評価を得ています。直近では、11月22日に「DYSCHRONIA: Chronos Alternate」のNintendow Switch版を発売するほか、2024年2月にはVR対戦アクション「Brazen Blaze(ブレイゼンブレイズ)」のオープンβテストを行う計画です。

今回の資金調達はSBIインベストメントが主導し、DG Daiwa Ventures、NetEase Games、ウイング・キャピタル・パートナーズ、オー・エル・エム・ベンチャーズ、サムライインキュベート、電通イノベーションイニシアティブ、三菱UFJキャピタルの計8社が参加しました。

自社IPの多メディア展開、米国への本格進出を狙う

代表取締役CEOの岸上健人氏によれば、資金調達の目的は「1.オリジナルIPのマルチメディア展開とさらなるグローバル展開」「2.VRゲーム界で流行しているマルチプレイジャンルでのアメリカ攻略」「3.パブリッシング事業」の3点。今回得た資金は新作ゲーム開発のための人材採用等に充てる予定で、すでに複数ポジションの求人募集が公表されています。

また、11月9日(木)には採用イベント「クリエイターズトーク@MyDearest in VRChat」を開催する予定です。

(参考)MyDearest


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