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モンハンNOW 2023.09.28

「モンスターハンターNow」の基本的な遊び方を紹介 より深くハンティングを楽しむには?

9月14日(木)、モンスターハンターシリーズを現実世界で楽しめる位置情報ゲーム「Monster Hunter Now (モンスターハンターNow)」がリリースされました。開発は、「ポケモンGO」や「ピクミン ブルーム」を手掛けるナイアンティックが担当。現実の地図とアプリの地図が同期しており、通勤や通学中にスマホを開いて、モンスターを探し、クエストに挑戦できます。

本記事では、「モンスターハンターNow」の基本的な遊び方やゲームの特徴。ARで楽しめる各要素などを紹介します。

ゲームプレイはアクション重視

「モンスターハンターNow」のシステムは、現実の世界を歩き回り、さまざまなモンスターと遭遇するという点では「ポケモンGO」と似ています。しかし、ゲームプレイの部分は大きく異なり、アクションゲーム的な要素が強くなっています。

本作では、画面に表示された敵モンスターをタップすると、“狩り”が体験できます。モンスターは、プレイヤーに対して全力で襲い掛かってくるので、上手く攻撃を当てつつ、ガードや回避を駆使して戦います。勝利するには、時間内(75秒以内)にモンスターを倒さなければなりません。

そのため、戦闘時のアクションには集中が必要。特に、大型モンスターと遭遇した際は、しっかりと(現実の)足を止めて戦う必要があります。


(右上のアイコンが「ON」になっていれば、ジャイロモードは有効)

より激しい戦闘の演出を楽しみたい場合は、「ジャイロモード」もおすすめです。これによって、スマートフォンの傾きに応じてカメラアングルが変化し、よりダイナミックなゲーム画面を楽しめます(戦闘中、画面右上に表示されるアイコンをタップすれば、ジャイロモードを起動できます)。

また、「ジャイロモード」の使用時は、スマートフォンを90度傾けることで、画面を横向きにできます。これで、過去に携帯機でモンハンシリーズを遊んでいたファンにとっては、慣れ親しんだ画面構成で遊べます。

大型モンスターは一筋縄ではいかない 協力プレイも活用しよう!

フィールドに登場する敵は、小型モンスターと大型モンスターの2種類。小型モンスターは、エンカウントした後、数回タップして攻撃するだけで倒せます。攻撃頻度も低いので、相手からのダメージをあまり気にする必要もありません。「ポケモンGO」と比べても、1回の戦闘時間は短い傾向にあります。


(小型モンスターの一種「ノイオス」、数回タップするだけで倒せます)

一方、大型モンスターは、プケプケ、ドスギルオス、リオレイア……。モンハンシリーズではおなじみのモンスターが非常に多く登場します。いわゆるボスに相当する敵で、“本腰を入れて”戦う必要があります。いずれも、体力と攻撃力が高く、一筋縄ではいかない相手です。その分、倒すと多くの素材を獲得できます。また、敵の身体の一部分を集中的に攻撃して“ブレイク(部位破壊)”することで、追加の報酬を得られます。


もし、大型モンスターとの戦闘で苦戦する場合は、協力モードを試してみましょう。他ハンターと一緒に戦うことで、戦いをより有利に進められます。なお、協力モードによって、報酬が減るといったことはありません。近場でモンハンNOWを遊んでいる人たちの数が表示されるので、わざわざ友人を呼ばなくても大丈夫です(事前申請やチャットといった手続きも必要なし)。もちろん、友人や家族と一緒に外に出て協力プレイすれば、より効率的に楽しく、ひと狩りを楽しめます。


(画面下部に表示される「近くの人と狩る」を選ぶと協力できる)

“ごり押し”はNG 武器や防具を事前に準備しよう

「モンスターハンターNow」は、全体的に“ごり押し(単純なタップ連打での攻撃)”が難しいゲームデザインになっているのが特長です。特に大型モンスター戦では、攻撃ばかりしていると大ダメージを受けて、大きく消耗してしまいます。

本作では、戦闘中にキャラクターのHPが自動回復しません。HPを“復活”させるには、治療薬(有限)を使用する必要があります。治療薬は、1日ごとに一定数が補充され、ショップでも購入可能ですが、長時間(効率よく)遊ぶには、敵の動きを見極めて、ダメージを最小限に抑える立ち回りが要求されます。

モンスターの攻撃は、それぞれの個体によって大きく異なります。こちらに向かって突進してきたり、沼のなかに潜水して急に飛び出してきたり、大声でこちらの動きを止めたり……真正面に立っているだけでは大ダメージをうけるので、回避を使って安全ポイントをうまく見つけるようにしましょう。

また、モンスターは、大ダメージを与える攻撃を繰り出す直前に発光します。その発光に合わせて、うまく回避すると「ジャスト回避」が発生し、敵を攻撃するための大きなスキをつけます。ジャスト回避の発生タイミングは、敵の攻撃パターンをよく見て、繰り返し練習すると良いでしょう。

効率的なプレイを実現するためには、武器や防具の強化が必須です。武器は強化すると、攻撃力自体がアップするほか、必殺技に相当するSP攻撃が使用可能になります。防具も同様で、グレードが上昇した際に、「体幹強化(ダメージ時の怯み軽減)」や「属性攻撃強化」といったボーナスが付与されます。強化するには、モンスターを倒すだけでなく、道中にドロップしている素材を見つける必要があります。

武器の種類も、ナイフやハンマー、ショーテルなど、実に様々なものがあります。基本的には、どの武器でもダメージを与えられますが、モンスターによっては非常に戦いにくい武器種もあるので、選択には注意が必要です。遠距離からの攻撃に徹するか、ハンマーで一撃必殺にかけるのか、戦略を練り上げるのも楽しいはず。

さらに、大型モンスターには弱点の属性が設定されており、それに対応する武器を選ぶのも重要です。モンスター遭遇時に武器の相性がマークで表示されるので、それと同じマークの武器種を選んでみましょう。


(防具や武器の強化画面。強化には様々な素材が必要)

時間がないときは「ペイントボール」が便利!

移動中に大型モンスターを発見したもののプレイする時間がない場合「ペイントボール」を使ってマーキングできます。マーキングを行ったモンスターとは、期限内であればいつでも戦闘可能。移動先に到着後、じっくりと“狙った獲物”と戦えます。通勤や通学中などに、ふと戦いたいモンスターを見つけたときなどに便利です。

「どこでも冒険モード」を有効にしている場合は、“オトモ”のアイルーが、「オトモペイントボール」を使って自動的にモンスターたちをマーキングしてくれます。「オトモペイントボール」の上限数は3つですが、毎日、自動的に補給されます。つまり、ゲームを熱心に追ってないときでも、外出していれば、モンスターと戦うチャンスがうまれるということです。

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また、大きな公園をはじめとした特別なエリアでは、他の地域よりもモンスターが多く出現します。狙っている素材やクエストなどがある場合は、訪れてみるのも良いでしょう。

好きな場所にモンスターを設置してAR撮影してみよう

「モンスターハンターNow」では、AR機能を使って、現実の好きな場所にモンスターを“設置”して撮影できます。撮影できるのは、ドスジャグラスや、クルルヤックといった大型のモンスターのみ。シャムオスなど小型のモンスターをARで撮ることはできません。

撮影モードには、大型モンスターとエンカウントした際、左上に表示される「AR」をタップ。ガイドが表示された状態でタップするとモンスターが表示されます。撮影中は「ジャイロモード」起動時と同じく、スマートフォンの角度を自由に変更できます。

まとめ:モンハンユーザーであれば、より楽しめる良作

「モンスターハンターNow」は、位置情報ゲームと「モンスターハンター」シリーズを見事に融合させた、良作アクションです。「ポケモンGO」や「ピクミン ブルーム」と比べると、より“ゲーマー向け”の作品と言えるでしょう。今後、続々とモンハンシリーズのモンスターが実装されていくと予告されており、ファンにとってはたまらないゲームになるでしょう。

夏の猛暑も一段落し、外で活動しやすくなってきた昨今。これを機に「モンスターハンターNow」をプレイしてみませんか?

基本情報

タイトル Monster Hunter Now (モンスターハンターNow)
対応機種 Android 7以上のモデル/iPhone 8以上のモデル
連携(ログイン)可能アカウント Google、Apple(iOS)のみ。
「Facebook」やニンテンドーアカウントは使用不可能
ダウンロード App Store(iOS版)/Google Play(Android版)
公式サイト https://monsterhunternow.com/ja

(執筆:井文)


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