8月より新たに導入される、Metaの新しいアカウント機能「Metaアカウント」。本記事では、「Metaアカウント」の基本的な知識をQ&A方式でまとめていきます。
Q1.そもそも「Metaアカウント」って何?
「Metaアカウント」は、2022年8月より導入される、「Meta Quest 2」などのMetaのVRデバイスを利用する際に必要となるアカウントです。これまで、Metaの利用時に必要だったFacebookアカウントに代わる、新しいアカウント機能です。
Q2.これまでのFacebookアカウントは必要なくなる?
はい、必要ではなくなります。任意で「Metaアカウント」に紐づけることは可能です。
Q3.「Metaアカウント」を作るのに必要な条件は?
13歳以上(スペインと韓国は14歳以上)である必要があります。
また、「Metaアカウント」の作成時には、利用者の名前、メールアドレス、電話番号、支払情報、年齢認証のための生年月日も必要となります(登録したMetaアカウントの情報は公開されません)。
Q4.これまでFacebookアカウントで買ったゲームやアプリは遊べなくなる?
遊べます。すでにMetaのVRデバイスを利用しているユーザーは、「Metaアカウント」作成後に購入済みのアプリにアクセスでき、インストール済みのゲームで遊べます。また、アプリのシェア機能をオンにすれば、同じデバイス上の複数の「Metaアカウント」間でもアプリをシェアすることができます。
Q5.「Metaアカウント」に変更したら、何ができる?
「Metaアカウント」を使用することで、VRデバイスにログインし、購入済みのアプリを1か所で確認・管理することができます。
Q6.もう、Facebookのアカウントの機能は使用できない?
「Metaアカウント」にFacebookアカウントを紐づけることで、VRゲームをいっしょにプレイしてくれる友人を見つけたり、友人とチャットツール「Messenger」でチャットすることも可能となります。同様にInstagramのアカウントとの紐づけも可能です。
Q7.「Metaアカウント」とは別に「Meta Horizonプロフィール」というのが出てきたんだけど、これは何?
これまでの「Oculusプロフィール」に代わる、新しいソーシャルプロフィール機能です。ユーザーネームやアバター、その他の情報を設定することで、「Meta Horizonプロフィール」を利用するサービス上でのプロフィールとして機能します。
「Meta Horizonプロフィール」は、2022年8月以降に「Metaアカウント」を作成する際に合わせて作成が必要となります。FacebookアカウントやInstagramアカウントを「Metaアカウント」に連携した場合、必要に応じてプロフィール情報を簡単に同期することができます(プライバシー設定についてはQ9を確認ください)。
Q8.ちょっと待って、そもそもまだ「Facebookアカウント」じゃなくて「Oculusアカウント」を使っていたんだけど、このままじゃダメ?
「Oculusアカウント」でVRデバイスにログインしていた場合は、2023年1月1日(米国時間)までは今までと同じようにログインできます。それ以降もMetaのVRデバイスの使用を継続するには、「Metaアカウント」と「Meta Horizonプロフィール」を作成する必要があります(つまり、期限をすぎると「Oculusアカウント」は使えなくなるということです)。
Q9.誰かにVRをやっていると知られたくないんだけど、プライバシー設定はできるの?
アップデートによって「全員にオープン」、「友達と家族」、「自分1人」の3つのプライバシー設定を選択可能になります。設定はいつでも変更でき、各プライバシー設定が希望どおりに設定されているかを確認してから確定可能です。
また「Meta Horizonプロフィール」をプライベートに設定して、フォローリクエストを受けた場合に確認と承認を求めるようにも設定できます。なお、13歳から17歳の利用者は、初期設定で「Meta Horizonプロフィール」がプライベートに設定されます。
今後、新たな発表がされ次第、Q&Aも更新していきます。
(参考)プレスリリース