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話題 2022.04.29

自分の姿をホログラムっぽく3Dモデル化 85歳の男性の試みに注目

自分自身の姿をホログラム風に3Dモデル化した男性が話題となっていると、英メディア Daily Mailが報じています。

この試みを行ったのは、ロサンゼルス在住の男性、ジェリー・テランスさん。VRヘッドセットMeta Quest 2(旧Oculus Quest 2)そ装着すれば、3D姿のテランスさんが登場し、子供や孫たちに向けて、家族の歴史を語る仕組みになっています。

テランスさんのホログラムは、StoryTerraceが8iと共同で開発。30台のカメラとカスタムされたグリーンバックを使用して撮影されました。家族の歴史を説明する際には、テランスさんのモデルと同時に、ホームビデオや写真が表示されます。また家族に関連した資料なども見られるそうです。

米メディアVRScoutによれば、今回のプロジェクトはテランスさんにとって、自身の“レガシー(遺産)”を残すための方法であるそうです。利用者(家族)は、テランスさんの3Dホログラムのような映像を様々な角度から眺められます。

3Dホログラム化のプロジェクトについて、テランスさんは海外メディアJam Pressに語る形で、以下のようにコメントしています。

私の娘は、ヘッドセットをつけて、とてもいい思い出がよみがえったと言っています。今まで知らなかった私のことを知り、自分の歴史がよみがえったと。実際、これで私との距離が縮まり、孫の代まで何らかの形で私を生かせられるようになったと思います。感動的な時間でした。

(参考) Daily MailVRScout

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