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メタバース 2024.01.19

JAXA公式マインクラフトワールド「LUNARCRAFT」を体験してみた 4億個のブロックで構成された、広大な月面を歩こう

1月20日(土)未明に月面着陸する小型月着陸実証機SLIMが注目を集めている、宇宙航空研究開発機構JAXA。実はJAXAが、マインクラフト上に月を再現したワールドを公開しているのをご存知でしょうか?

JAXAが公開しているのは、PC向けマインクラフト配布ワールドLUNARCRAFTです。月周回衛星「かぐや」が取得したデータをもとに、2050年の月面を再現しています。JAXAが推進する、課題を自ら発見して解決する能力を育む「STEAM教育」の一環として配布されました。ブロック総数は4億2128万個です。

対応するのはPCのBedrock版とEducation版で、Switchなどのコンソール版には非対応。月の環境を再現するため、サバイバルモードが推奨されています。

実際にプレイしてみました。ゲームを開始すると、どうやら宇宙船の中のよう。スティーブも宇宙服を着ており、普段のマイクラとは違った趣きがあります。

正面の画面をタッチすると、月への着陸態勢に。眼下に広がる月面にワクワクします。遠くには地球の影も。

月面に降り立つ前に、船内を散策します。箱に入っていたのは宇宙食。「宇宙食ゼリー」「宇宙食アメ」「宇宙食白米」と書いてありますが、実際に宇宙飛行士が食べていたのでしょうか?他にも、カレーやラーメン、ハンバーグもありました。

宇宙船から出ると、広大な大地が広がっていました。ジャンプすると、無重力で高く飛び上がります。眼の前にはドームらしき建物が並んでいたので、早速行ってみましょう。

近づいて中に入ると、なんと小麦が栽培されていました。JAXAは宇宙での栽培も計画しているのでしょうか? 隣にはじゃがいもを栽培しているドームも。

こちらは長細いユニットが連結して出来ている建物です。入り口があり、中に入れます。

住居、もしくは研究施設でしょうか。さまざまなアイテムが並んでいます。

さて、主要な施設は見終えましたが、他に気になる要素も。公式サイトのQ&Aには、話題の小型月着陸実証機SLIMなどのモデルがどこかに置かれている記載がありました。溶岩洞や縦孔もあるので、じっくりと探索を楽しめるでしょう。

「LUNARCRAFT」の配布先はこちら。公式サイトでダウンロードし、解答したフォルダの中から実行ファイルを実行し、マイクラを起動してください。

https://edu.jaxa.jp/contents/other/game/LUNARCRAFT/

(参考)LUNARCRAFT 公式サイト


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