2Dアニメーションツール「Live2D」で利用できる、素材分けPhotoshopプラグイン(Live2D Cubism 5 Material Separation Photoshop Plugin R1 alpha1)がリリースされました。
そもそも「Live2D」は、株式会社Live2Dの開発によるソフトで、2Dキャラクターを活用したアニメやVTuberなどに利用されています。顔の各パーツの細かな変化を調整でき、Webカメラと専用ソフトを介せば、自分の表情と連動した動きを作り出せます。
今回発表された素材分けPhotoshopプラグインは、Live2Dモデリングの前工程である素材分けを簡単に行えるようにするPhotoshop用プラグインです。AI技術を活用しており、素材の切り抜き・塗りつぶし・塗り広げを半自動で行えます。
切り抜いた選択範囲は、周囲に馴染むよう塗りつぶしされます。顔のパーツやアクセサリー類などを切り抜きたい場面で利用でき、Live2Dのモデルのために必要だったパーツ分けの作業を効率化できます。
なお、AI技術は「切り抜き」と「塗りつぶし・塗り広げ」の2種類に利用されており、「学習データの著作権を侵害する可能性はないため、安心してご利用ください」と明かしています。
(参考)公式サイト