人気SF映画「スター・ウォーズ」の“フォースライトニング”を連想する、手から電撃を放てるAR技術デモが公開されました。開発したのはフランスの HoloForge InteractiveでCTOを務めるOlivier Goguel氏。iPhone 12や iPhone 13といったデバイスに搭載されている「LiDAR」によって動作しています。
ARエフェクトは、利用者の手にピンク色の電撃を表示させるというシンプルなもの。手の動きによって電気“サイズ”は変わり、好きな場所に飛ばすことも可能です。エフェクトについてGoguel氏は、SNS「Linkedin」で以下のようにコメントしています。
深度センサーと“ビジョンベース”の機械学習のおかげで、手とその周囲の複製を、デジタル上にリアルタイムで生成し、バーチャルと現実のオブジェクトの両方に対して、シームレスにインタラクトできる3D環境を生成することができます。
空間的な理解こそが、具体的かつ真実味のある体験を実現することを、ARに可能にしています。ARで動作するメタバースの登場が待ち遠しいです!
2月現在、“電撃ARエフェクトデモ”は「GitHub」で配信中。気軽に利用するにはややハードルが高い状態ですが、人気が出れば、アプリなどで登場するかもしれません。今後の展開に期待したいところです。
(参考)VRScout
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