2021年に閉館した京急油壺マリンパークがVR空間に再オープン！ 在りし日の水族館と想い出に、いつでも触れられる

2021年に閉館した水族館「京急油壺マリンパーク」が、VR空間に再オープンを果たします。

8月25日（木）9時より「VR京急油壺マリンパーク」の一般公開が開始。誰でも無料で入場することができます。

再現された館内や、最終日のイルカやアシカのショーが楽しめる

「VR京急油壺マリンパーク」は、XRプラットフォーム「STYLY」を活用して、インターネット上に公開されます。パソコン、スマートフォンなどでアクセスでき、入場は無料です。水族館は以下の3つの空間で構成されています。

VR水族館「魚の国」

「東洋一の水族館」として開園した水族館の中を再現した空間です。展示されていた水槽の再現や、巨大サメ「メガマウス」の剥製標本の3Dモデルが展示されています。

VR屋内大海洋劇場ファンタジアム

イルカやアシカのショーが上演されていた劇場を再現した空間です。劇場では「京急油壺マリンパーク」開館最終日の公演を、動画として見ることができます。

想い出館

建設当時の貴重なアルバム資料や過去のパンフレットなどのアートワーク、クラウドファンディング支援者の写真、メッセージが展示されている空間です。様々な資料や写真から、「京急油壺マリンパーク」が積み重ねてきた歴史や想い出を追体験することができます。

クラウドファンディングによってVR上での再構築が実現

「京急油壺マリンパーク」は、1968年に開館した神奈川県三浦市の水族館です。当時東洋一といわれた大回遊水槽などが人気を博し、地域に密着した水族館として親しまれました。

2021年9月30日（木）に建物や設備の老朽化を理由に閉館し、53年間の歴史に幕を閉じましたが、2021年10月7日（木）～10月31日（日）にかけてクラウドファンディング「京急油壺マリンパーク3D化計画〜みんなで残そう思い出と歴史〜」が実施。目標金額300万円を達成し、バーチャル空間に再構築されることが決定しました。

閉館する「京急油壺マリンパーク」をバーチャル化 クラウドファンディングを実施

9月30日（木）に閉館する神奈川県三浦市のレジャー施設「京急油壺マリンパーク」を、デジタルアーカイブとしてバーチャルで保存するクラウドファンディングが始動しました。期間は、2021年10月7日（木）～10月31...

話題 2021.09.30

「VR京急油壺マリンパーク」概要

（参考）プレスリリース