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活用事例 2023.05.12

ARガイド+スキャンで倉庫業務を効率化。シムトップスが業務用アプリリリース

4月21日、株式会社シムトップスはiOS向けアプリ「i-Repo Scanner」をリリースしました。本アプリはバーコードスキャンサービス「i-Repo Scan」と連携、iPhoneやiPadの標準カメラ機能を利用し、複数のバーコードを一括で読み取り、結果をアプリに搭載された帳票に出力します。

ARガイド機能も搭載されており、在庫棚卸や入出庫、ピッキング、作業ミス・誤投入・誤組付防止、製品出荷など、バーコードを使用する業務に要する時間を削減。人的なミスのないデータ収集で業務を効率化します。

直感的なARガイドで作業ミス・誤出荷を削減

「i-Repo Scanner」には、ARによるガイド機能が備わっています。読み取り済み、あるいは重複するバーコードにアラートを出す「同じバーコードは2度読みしないモード」では、読み取り済みバーコード上には緑でカウントを表示、重複しているバーコードの上には赤丸でアラートを表示し、画面上で直感的に確認可能です。なお、このモードではQRコード、CODE128、JANコードの読み取りに対応しています。

重複するバーコードの数量をカウントする「同じバーコードを読み取るモード」では、あらかじめ条件を指定しておくことで、条件に一致しないバーコードを判別します。リストに存在するバーコードを緑色、存在しないバーコードは色と音声でアラート表示することが可能です。

同アプリの入力画面は、Excelをベースにして、導入企業の担当者自身で作成できます。アプリで読み取ったデータは、「i-Reporter」のデータベースで一元管理され、在庫品の集計や、iPhoneやiPadから在庫管理システムなどの業務システムとのリアルタイム連携を実現します。

iPhoneやiPadが読み取りツール&ビジュアル表示ツールに

多くの現場で使われている専用ハンディターミナルは、端末本体が高価格かつ、専用の読取システムの開発・修正にもコストと時間が必要になっていました。「i-Repo Scan」は、汎用的なiPhone、iPadで使用できるので、専用ハンディターミナルに比べてハードウエアのコストを抑えての導入が可能です。

iPhone、iPadを強力なバーコード読み取りツールとしているだけでなく、ビジュアル表示ツールとして活用し、拡張現実(AR)の技術を組み合わせることで、ハンディターミナルでは実現できない価値を生み出しています。

(参考)プレスリリースi-Repo ScanApp Store


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