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業界動向 2022.12.21

Z世代にメタバースでいじめ防止を呼びかけ 米国でファッションブランドがメッセージを込める

メタバース向けのデジタルファッションアイテムを展開する「House of Blueberry(ハウス・オブ・ブルーベリー)」と、米国のファッションブランド「Boy Meets Girl(ボーイ・ミーツ・ガール)」は、現地時間1月10日に、4つのデジタルウェアをリリースすると発表しました。

これらのアイテムは、若年層に人気のゲームプラットフォーム「Roblox」において、独占販売される予定です。

いじめ防止の使命を果たす

House of Blueberryは、2000万以上のアセットを販売し、1万のSKUと40万以上のユニークユーザーを有するメタバース向けのファッションブランド。著名なファッションブランドやブロードウェイミュージカルとのコラボレーションアイテムを発表しています。

一方のBoy Meets Girlは、米国発のアスレジャーブランド。いじめや人種差別を非難するメッセージ性の強いアイテムを複数展開しているほか、乳がんに対する認識を高める活動などもおこなっています。

海外メディアWWDの報道によると、Boy Meets Girlは、House of Blueberryのバーチャルブティックでポジティブなメッセージを発信し、メタバースでいじめ防止という使命を果たしていくとのことです。

人気商品や定番アイテムを展開

今回販売される4つのデジタルウェアは、レギンス、スウェットパンツ、2種類のシグネチャーTシャツなど、Boy Meets Girlのベストセラーやブランドの定番商品を表現したもの。

Robloxのユーザーは、バーチャルブティックを見て回り、デザインを試着して、自分のアバター用にカスタマイズすることができます。価格は、Tシャツ、レギンス、パーカーが85Robux、ビーニーは65Robuxです。

House of Blueberryの最高経営責任者兼創業者のミシ・マクダフ氏は、「私たちは、Boy Meets Girlのブランドの使命が大好きで、そのポジティブなエネルギーをメタバースに持ち込むことが待ちきれません。Boy Meets Girlの象徴的なブランドは、Roblox上で真価を発揮し、私たちのコミュニティにとって楽しくて心地よい仮想体験になると考えています」とコメントしています。

(参考)WWD


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