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話題 2021.10.11

フェイスブックのメタバース「Horizon Worlds」とは? いま分かること

10月8日(金)フェイスブックが新たなソーシャルVRサービス「Horizon Worlds」を発表。その世界観を紹介するイメージトレーラーをYouTubeで公開しました。

 「Horizon Worlds」は、これまで発表されていた「Facebook Horizon」が名称変更したもので、ユーザーはVRヘッドセットを装着し、自分で作成したアバターでバーチャルワールドに参加できるというサービスです。

2020年8月からβ版の受付申し込みが行われていました。

公開されたトレーラーでは、ユーザーたちが作業場のようなワールドで会話をしていたり、瞑想コーナーに集合したり、ショップで買物を楽しんだりといったシーンが映しだされています。また「PVP」「Puzzle」といったコーナーも見られることから、ゲーム体験もできるようです。

注目すべきは、映像後半で紹介された「ワールドクリエイトツール」です。クリエイターがVR空間内にいながらワールドを自作できる機能で、コントローラーでメニューからオブジェクトを取り出して、拡大縮小させながらワールド内に設置しており、直感的なワールドづくりができそうです。

今回の発表に合わせて、フェイスブックはクリエイター支援ファンドを設立し、「Horizon World」クリエイターを対象に最大10,000ドル(約111万円)賞金のコンテストなどを行う予定となっており、これから「ワールドクリエイトツール」を利用したさまざまなワールドが登場すると予想できます。

ゆくゆくは「VRChat」や「Roblox」のような魅力的なワールドの充実しているプラットフォームへと成長するかもしれません。現在、招待制のβ版がテスト中となっていますが、正式リリースに注目したいところです。

イメージトレーラーはこちら。

(参考)フェイスブック


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