Home » フェイスブック、ソーシャルVRサービス「Horizon」ベータ版申込開始


メタバース 2020.08.29

フェイスブック、ソーシャルVRサービス「Horizon」ベータ版申込開始

フェイスブックは、ソーシャルVRサービス「Horizon」のベータ版の登録受付を開始しました。日本のユーザーも公式サイトより登録が可能です。

「Horizon」は2019年9月末に発表された、フェイスブックの新たなVRサービスです。プレイヤーは自身アバターを作成、バーチャルワールドに参加し他のユーザーとコミュニケーションができます。対応VRヘッドセットはOculus RiftとOculus Quest(オキュラス クエスト)です。

合わせて、公式ブログTech@Facebook で、同社が開発を進めている新ソーシャルVRサービス「Horizon」内で体験できる、バーチャルワールドの一例が公開されました。

今回公開されたのは、「Horizon」のクリエイションツールを使って、クリエイターなどが製作した4種類のバーチャルワールド。詳細は以下の通りです。

Deep Sleep

SFをテーマにしたVR体験コンテンツ。 Liam McKillさんが製作しました。プレイヤーは冷凍睡眠から目覚めた宇宙船のクルー。自分何者でどこにいるのかも分からない状態で、船の動力復旧と行いつつ、何が起こったかを調べます。

Liam McKillさんは、本コンテンツは、名作FPS「BioShock」などにインスパイアされていると解説。「Horizon」自体は、友人たちとリアルタイムでコンテンツ製作が行えるのが、お気に入りの点と説明しています。

Jungle Adventure

Clint Fergusonさんが作った、アクションアドベンチャー風のワールド。危険やチャレンジを乗り越えて、ジャングルの奥地に隠された寺院を見つけ出すのが目的です。1人とマルチプレイヤー、両方で遊べる仕組みになってるとのこと。

Fergusonさんは、「Horizon」は自分が作り上げたワールドを歩くことで、誇らしい気分になることが素晴らしいほか、使い勝手の良いツールで(作り手の)アイディアを実現できるところも良いと語っています。

Alien Catacombs

ファンタジーをテーマにした障害物競争。Micah Allenさんが作ったこのワールドでは、剣を片手に単身、あるいは友人たちとクリアを目指して進むことになります。

「もしこれが現実だったら、どのように見えるんだろう?」という“疑問”が「Horizon」でクリエイトするにあたってのインスパイア源になったと語るAllenさん。幼少から親しんできた、ファンタジー系の書籍や映像作品が、自身に大きな影響を与えているとも説明しています。

Sunny’s Place

Sunny AmmermanさんがVR上に作り上げた、自身の“理想のアパートメント”。お気に入りの家具に囲まれた室内に友人を招き、一緒に楽しむことが目的のバーチャルワールドです。

 Ammermanさん当初、アパートを舞台にした、命や持病を題材とした教育的なミニゲームを作る予定でしたが、室内を構築しているうちに、考えを変えたとのこと。今でも、元々のミニゲームを作りたいという思いはあり、このアセットを使用するかもしれないと語っています。

(参考)Tech@Facebook


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード