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メタバース 2022.02.23

Meta社のメタバース「Horizon Worlds」ユーザー数が30万人を突破 ワールド数は1万超え

Meta社(旧フェイスブック)のソーシャルVRサービス「Horizon Worlds」のユーザー数が、30万人を突破しました。この情報は、同社が今週(2月第4週)に行った全社会議で公開されました。公式Twitterでは、2月17日に累計ワールド数が10,000を超えたと報告されています。

「Horizo​​n Worlds」はVRヘッドセットMeta Quest 2を装着してバーチャル空間に入場できるサービス。アバターを使って、他の参加者とコミュニケーションをとったり、一緒にゲームを遊んだりできます。2022年2月現在、アメリカとカナダでサービスが展開されています(日本では未実装)。

30万人を突破の報告は、メタのCPO(最高製品責任者)Chris Cox氏が会議中に行いました。同紙によれば、クローズドベータ以降、ユーザー数は10倍以上に増加しているとのこと。なおRoad to VRは、海外メディアThe Vergeがこの情報を最初に報じたと説明しています。

メタ社の広報担当は、今回判明した30万人というユーザー数を正しいものと認めています。この数字は「Horizo​​n Worlds」と「Horizon Venues」を合算した人数とのこと。VRミーティングサービス「Horizon Workrooms」の利用者数は、含まれていないそうです。

現時点では、会議で言及された30万人という数字が、具体的にどういった“意味”で使われたのかは不透明です。累計ユーザー数を指している、あるいは月間のアクティブユーザー数を示した可能性も考えられます。

“Horizo​​n系サービス”の利用者数は、順調に増加していると言えるでしょう。今後、「Horizo​​n Worlds」が世界的に展開されるようになれば、ユーザー数は更に増加していくと思われます。メタは2022年1月、“分断”されている各Horizo​​n系サービスを将来的に統合する構想も明かしています。システム面での利便性の向上も期待されます。

(参考)Road to VRVRScout

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