VTuberグループ「ホロライブ」ファンの間では、二次創作の意欲が高く、SNSでは日々イラストや漫画が投稿されています。その中には、複数人のクリエイターが集合し、高クオリティなファンゲームを制作するといったケースも少なくありません。今回の記事では、そうしたファンによる二次創作ゲームを紹介します。
HoloCure（ホロキュア）
大量のモンスターを一網打尽にできる「Vampire Survivors」風味の二次創作ゲームです。ホロライブのメンバーを操作可能で、各VTuberにちなんだ武器やアイテムが選択できます。継続的にアップデートが行われており、2023年8月現在、38名のホロライブメンバーを使用可能です。投稿サイト「itch.io」とSteamで配信されています。
Idol Showdown
ホロライブをテーマにした格闘ゲームです。各キャラにはそれぞれの個性を再現したアクションがあり、ファンであれば思わずクスっとするような技も用意されています。今年実施された世界最大規模の格闘ゲーム大会「EVO2023」では公式トーナメントが行われ、大きな注目を集めました。ダウンロードはこちら。
Hololive Room Visitor
ホロライブのショートアニメでよく登場する事務所を再現したVRファンゲームです。ホロライブにちなんだ数多くの小物が用意されているのが特徴で、本当に事務所を訪れたような気分を味わえます。また、事務所の内外には、戌神ころねさんや宝鐘マリンさんの姿も……？
Flare Nuinui Quest
不知火フレアさんを主人公としたファンゲームで、「ロックマンシリーズ」のような横アクションゲームです。ホロライブのVTuberたちがボスとして登場するのもポイントです。本作は、「itch.io」で配信されており、Webブラウザ上で遊ぶこともできます。
ホロライブVTuber関連のゲームは他にも
ホロライブを題材とした二次創作ゲームは、ホロライブVTuberが配信でプレイすることがあり、その反応が創作のモチベーションとなっている一面もあるようです。
8月現在、ホロライブの二次創作ゲーム制作は各方面で盛んに行われています。今回紹介した作品以外にも、ビジュアルノベル「HoloTrials: Case Covered」などのプロジェクトが進行中です。
なお、ホロライブを題材にしたゲームについては“公式サイド”でも複数本が発表されており、湊あくあさんプロデュースの「あくありうむ。」、ホラーゲーム「hololiveERROR」、メタバースサービスとしても注目され、現在β版が公開されている「ホロアース」などがあります。今後も、公式と非公式の双方から、さまざまなゲームが登場するかもしれません。
