位置情報を活用したSNS「Gowalla」が、ARを活用したソーシャルアプリとして再始動します。「Gowalla」は同じく位置情報を利用するSNS「Foursquare」と同時期にサービスをスタートし、当時は大きく注目を集めましたが、競合に敗れる形で2012年にサービスが終了しました。なお、当時の開発チームはフェイスブックに買収される形で移籍しています。
ARは位置情報サービスに新たな風を吹き込めるか
「Gowalla」“復活”の情報は、同SNSの創業者Josh Williams氏が、米メディアTechCrunchにコメントする形で明らかになりました。新「Gowalla」はWilliams氏とBobby Goodlatte氏が運営する、小規模なベンチャーキャピタル内でインキュベートされていたとのこと。
また「ストリートチーム」と呼ばれる有償テスターが存在し、49ドル(約5100円)を支払うことで、同アプリへの早期アクセスが可能となるほか、VIPメンバーとして専用のDiscordグループに参加できます。ストリートチーム向けアプリは、2020年12月に配信される予定です。
2020年10月現在、新たな「Gowalla」の詳細は不明ですが、ゲーム要素のあるソーシャルアプリに近いとのこと。Williams氏は「ボスやミッションやレベルが存在するゲームではありませんが、このアプリは体験をもたらすものです」と、新プラットフォームの内容についてコメントしています。
新たな「Gowalla」は、2021年の前半に「複数の街で利用可能」になるとのこと。参加登録も受付中です。
(参考)TechCrunch