世界中で大人気のバトルロイヤルFPS「フォートナイト」。大人数での対戦が注目されがちな本作ですが、実は国内外で、クリエイティブ系のコミュニティが精力的に活動しており、有名観光スポットを再現したマップや、皆でまったり過ごせるマップなどが数多くあります。
本記事では、「フォートナイト」のクリエイティブモードで制作されたマップの魅力を実際に観光しながら紹介。第3回は「PWRタイニータウン」を取り上げます。
郊外の町並みを再現した「タイニータウン」
「PWRタイニータウン」は海外グループPWRが作成。その名の通り、町を「フォートナイト」内に作り上げた力作マップです。海外の田舎町的な「Tiny Town」、郊外の「Wilde Woods」、都会の「Downtown」という主に3つの”区画”で構成されています。
(ビルが並ぶ「Downtown」区画。ちなみにクルマにも乗れます)
どのスポットもしっかり作りこまれており、街全体を巡るだけで楽しめます。とくに「Tiny Town」奥にある港(ドック)はお気に入りスポット。海の広がる景色は、のんびりとした雰囲気で、とても素敵でした。また釣りを楽しめるポイントでもあり、釣った魚でマネーを稼ぐといった要素もあります。
(港で釣り中。釣り竿ではなくハープーンで撃ち釣るシステムです)
お金を稼いで家を買おう!
「PWRタイニータウン」には、多くのギミックや遊び要素が仕込まれています。観光だけでなく、さまざまなアクティビティを楽しめます。
さらにゲーム内でお仕事をすれば、マップ内限定で使用できるマネーを稼げます。ファストフード店での勤務から宅配など色々な仕事があり、アイテムを届けたりといったシンプルなものから、強盗を行うといったダーティなものまで用意されていました。
(マップ内にはゴールドが点在しています。どうやって取るんだろう?)
インパクトがあったのはファストフード店でのバイトでした。まさかアクションTPSの「フォートナイト」で、ポテトやソーダを作ってお金を稼ぐことになるとは…。
貯まったマネーを使うと、ファストトラベルに使用したり、各地にある不動産(家)を購入したりできます。安価な家は200ゴールドぐらいですが、クオリティの高い住宅は999ゴールドといった超高価な場合もあります。著者の場合、開始から約40分ぐらいで最初の家を買えました。効率プレイで行けば、もっと早く入居できるでしょう。
またファストトラベルを選択すれば、離れた場所にあるスキー場「SLIDEY SLOPE」に訪れられます。
さすがにスキー板は用意されていませんが、スライディングを使って、ズサッと滑り降りられます。コース上でゴールドが回収できるのもうれしいポイント。
画像ではお伝えしにくいのですが、滑る際のスピード感はかなりのもの。操作はちょっとクセがあるのですが、逆にそれが面白さに繋がっています。なおスキー場の開放は、マップ内の表示を読む限り、期間限定の模様です。
遊びつくせないほどのボリューム!
仕事してマネーを稼いで不動産を購入するといった一般人の生活ができるという「PWRタイニータウン」
数ある「フォートナイト」のワールドのなかでも、トップクラスに作りこまれているマップです。さすがは人気グループの作品といったところ。遊ぼうと思えば、半日ぐらいは軽く楽しめるでしょう。このボリュームの多さには脱帽するばかりです。
各種表記が英語なのは残念ですが、細かい操作は要求されないので、手探りでやってみれば、なんとかなるレベルです。今回紹介しきれなかった要素も色々あるので、腰を据えてクリエイティブ系マップで遊びたい人は、ぜひ一度訪れてみてください。
島コード【9683-4582-8184】
クリエイティブワールドへの行き方は?
「フォートナイト」でクリエイティブワールドを遊ぶには、まずロビー画面の右下に出る「変更」をクリックします。そこから「島のコード」に、遊びたいワールドのコード番号を入力しましょう。
特に“行き先”を決めていない場合「ディスカバリー」欄から、人気マップを探すことも可能です(対戦用のマップが混ざることもあるので、ご注意を)。
(右下に選択したワールドが表示される)
マップを選んだ後は、「プレイ!」でワールドにアクセスできます。ゲームの状態は「パブリック」と「プライベート」を選択可能。前者は一般プレイヤーも入れるので、観光では「プライベート」設定がおすすめです。
(「ディスカバリー」ではマップがこのように表示)
これをきっかけに「フォートナイト」でさまざまなマップを観光してみませんか?
「フォートナイト」の公式サイトはこちら。
https://www.epicgames.com/fortnite/ja/home
執筆:井文