腕に巻くことで筋肉の動きを検出し、直感的にVR/AR体験ができるデバイス「FIRST VR(ファーストブイアール)」が東京ゲームショウ2017(TGS 2017)にて発表されました。開発はH2L株式会社です。
FIRST VRは、販売価格は9,980円(税込)となっており、TGS 2017期間中は8,980円(税込)で予約受付を行っています。2017年12月下旬から予約分製品が順次出荷予定とのこと。TGS会場にて体験も可能です(整理券配布あり)。
同デバイスの腕に巻くコントローラー「UnlimitedHand Lite」は、内蔵したセンサによってユーザの手の動きをVRゲームに入力し、バイブレーション機能によってコンテンツ内の触覚を再現します。VRによる没入感と刺激による触覚を組み合わせることによって臨場感を高めています。
本体は穏やかな色合いとデザインのスマホVRゴーグル
腕に巻くコントローラー『Unlimited Hand Lite』
腕時計状の形状。デザインは製品版とは異なる、とのこと
裏には筋肉の動きを認識するためのセンサーがびっしり
FIRST VRはVRゴーグルと専用コントローラ、および付属品が内包されているため、手持ちのスマートフォンのみでVR/AR体験が可能です。VRゴーグルとコントローラーは、専用アプリのBluetoothで接続を行います。
また発表にともない、FIRST VRのゲームコンテンツやコンセプト解説ムービーも公開されました。以下にて紹介します。
日常品を破壊しまくるゲーム『母ご乱心』
本動画「母ご乱心」は、FIRST VRのゲームコンテンツの1つです。同コンテンツは、VR空間にある日常品を破壊尽くし、損害金を競い合うゲームとなっています。日頃のストレス発散や運動不足解消も期待できるコンテンツとなっているとのことです。TGS 2017にて先行体験が可能です。
VR外国語教室やARで料理講座も
本動画では、手を前方に出すことで魔法を放てたり、銃のトリガーを引くモーションで撃つことができたりとアクションによってゲームの操作が可能となっています。VRで外国語の授業を受けたり、クライミングやカヌーといったアウトドアを行う様子も確認できます。
また、動画内ではAR機能を活用した料理講座の体験も行っています。
イベントの概要
イベント名 |
東京ゲームショウ2017 |
会期 |
・ビジネスデイ |
会場 |
幕張メッセ 1ー11ホール、イベントホール、国際会議場 |
アクセス |
・JR京葉線 海浜幕張駅より徒歩約5分。 |
入場料 |
・一般(中学生以上) :1,200円 (前売券:1,000円 ) |
主催 |
一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA) |
公式サイト |
スペックの概要
本体サイズ |
W184×H75×170mm |
本体重量 |
34g |
ベルトアタッチメント |
Lサイズ:W310×H90×D7mm |
通信 |
Bluetooth 4.2 |
搭載センサー |
光学式筋変位センサー、ジャイロセンサー、加速度センサー、磁気センサー |
OS |
iOS, Android OS |
対応機種 |
:Phone 6s以降/Android GALAXY S8, Xperia XZシリーズ |
対応サイズ |
4.7~6.0インチスマートフォン(iPhone, Android) |
販売予定価格 |
9,980円(税込)、TGS 2017期間限定の予約割引価格 8,890円(税込) |
公式サイト |
(参考)
H2L株式会社 スマートフォンで動作する初心者のためのVR/AR(ブイアール/エーアール) 新製品「FIRST VR(ファーストブイアール)」を東京ゲームショウ2017 にて発表, 予約受付開始 / PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000006831.html