Webブラウザ「FireFox」を開発するMozilla(モジラ)は、VR専用ブラウザ「Firefox Reality」のOculus Quest(オキュラス クエスト)版をリリースしました。価格は無料です。
同ブラウザは2018年9月にOculus Go向けにリリースされており、このたびOculus Quest向けに対応しました。日本語や韓国語、中国語、英語を含む10の異なる言語で利用可能であり、さらに多言語対応を進めています。
プライバシー保護を強化
「Firefox Reality」は、従来の2DのウェブページとVRコンテンツの両方をブラウジングできるブラウザです。通常のブラウザ機能に加えてシアター閲覧機能などが実装されており、日本語に対応しています。
「Firefox Reality」はデフォルトで拡張トラッキング保護が“有効”に設定、ユーザーの追跡や個人データ収集などに対する保護を強化。今後は開発中のAPI「WebXR」やマルチウィンドウブラウジング、ブックマークの同期などの実装が予定されています。
(参考)Mozilla プレスリリース