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フェイスブック、迷惑ユーザー対策などVRにおけるセーフティ強化へ

フェイスブックは、サンノゼで開催中の開発者会議「F8 2019」にて、AIなどを活用したセーフティ対策やプライバシー対策の強化施策を発表しました。同社の主力サービスFacebookだけではなく、Oculusが展開するVRでもセーフティ、セキュリティを強化する方針を明らかにしています。

ソーシャルVRで発生する“迷惑行為”

フェイスブックのAR/VRチームに所属するLindsay Young氏は、講演の中で「VR空間をすべての人が参加でき、意味のある場所にするために安全で良いものとして提供すること」が自分の使命であるとし、VRを「安全で良いもの」にすることについて語りました。

現実とVRの大きな違いは、VRには社会的な規範やルールが(現実ほど強く)存在しないことです。現実では混雑している交差点でも、人は自然とお互いを避けて歩いていきます。理由もなくぶつかったり、突然顔をギリギリのところまで近づけたり、手を目の前で振ったりすることはありません——唐突に奇声を上げて突っ込んでくる人などは稀でしょう。しかし、VRではしばしばこのような行為が起こります。それも、特段の悪意なしに。

ソーシャル・セーフティ・ツールの重要性

Lindsay Young氏はこの公園にて、「VRには、“ソーシャル・セーフティ・ツール”が重要である」と語りました。このツールに含まれる要素としては、

・相手のことを尊重する文化
・コミュニティ
・リアルアイデンティティ
・セーフティバブル
・ポーズ
・レポート
・ミュート

の8つを挙げています。


(フェイスブックが挙げた、ソーシャル・セーフティ・ツールの構成要素。)

上記8つのうちのひとつ、「セーフティバブル」は、いわばVR内のパーソナルスペースのような概念です。一定の距離までユーザー同士が近づくと、相手の姿が消えるように設定しておくと、というもの。突然相手に距離を詰められたり、逆に自分が誤って近づきすぎてしまっても安全です。


(セーフティ・バブル)

他にもYoung氏は、VR体験を一旦中断する「ポーズ」や迷惑なユーザーの存在を見えなくする「ミュート」、そのユーザーが誰かという情報を表示する「リアル・アイデンティティ」などを紹介しました。

フェイスブックはこれらのソーシャル・セーフティー・ツールをサードパーティーの開発者らに提供、彼らが開発するアプリへ容易に組み込めるようにし、より安全なVRを作りたいと考えているようです。

Young氏は「行動への期待(※behavior expectationsの直訳)は、こうしたコミュニティで私たちの文化の根幹をなす類のものであり、その期待を侵害する行為は、将来イベントに参加できなくなる、ブロックされる、などの措置がとられる可能性があります。何度も侵害を行う場合はプラットフォームからの恒久的な利用停止もありえます」と話しました。

2019年秋に“より多くを、より詳細に”明らかに

Young氏は講演の最後に、ソーシャル・セーフティー・ツールの一例として、VRゲーム「Dance Central」におけるミュート機能の実装について紹介しました。「Dance Central」は、VR内のクラブで曲に合わせてダンスができる、というアプリ。オンラインモードでは、世界中のユーザーと繋がってダンスができます。

「Dance Central」では迷惑行為をはたらくユーザーがいた場合に、両手の親指を下に向けることで当該ユーザーをミュートすることができます。背景の一部となり、NPC(ノン・プレイアブル・キャラクター)のようになるため、会話などのインタラクションをすることはなくなります。ミュートの解除は両手の親指を上に向けて行います。

フェイスブックは、2019年秋に開催される開発者会議「Oculus Connect」にて、ソーシャル・セーフティ・ツールについてさらに多くを明らかにする予定です。

「みんなで気軽に、楽しく」と「みんなが安全で、安心できる」の両立

VRヘッドセットは低価格化や高機能化、そして“お手軽化”を続けつつあり、VR体験のハードルは下がりつつあります。直近では5月21日発売の「Oculus Quest」を筆頭に、PC不要で高品質なVR体験を実現するデバイスも続々と登場しています。

さらに、人気のあるVRアプリやVRゲームの多くにはVR内の交流・コミュニケーションが組み込まれています。VRユーザーが増え、多種多様な人々が参加するほど、こうしたセーフティ機能や安全なコミュニティ形成はますます求められるようになるものと思われます。

今回の講演において、フェイスブックはVRプラットフォーマーとしての姿勢を示したことになります。国家の存在しないVRにおいてどのように秩序を保つのか、各サービスやコミュニティの対応にも引き続き注目したいところです。

(参考)UploadVR


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