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ゲーム・アプリ 2020.03.21

Oculus Quest向け注目のVRゲーム情報が一気に公開

Facebookは、3月18日に「Facebook: Game Developers Showcase」を放送。Oculusプラットフォーム向けにリリースを予定している新作VRゲーム及び、アップデート情報が紹介されました。

「Pistol Whip」最新アプデ「Full Throttle」

まず最初にCloudhead Games制作のVRリズムシューター「Pistol Whip」。最新アップデート「Full Throttle」が発表、合わせて配信開始となりました。映画「マッドマックス」シリーズにインスパイアされた新曲(新レベル)の追加のほか、銃の色、発射音を設定できるカスタマイズ機能が新規に実装されます。

Oculus Quest版「Echo VR」発表

次にReady at Dawn制作の無重力空間が舞台のSFスポーツ&シューティングゲーム「Echo VR」。そのOculus Quest版が発表されました。リリース日は現時点で未定ですが、3月26日にクローズドαテストを実施予定とのこと。

3つの新作タイトル

2018年、Oculus Go向けにリリースされた「B-Team」のOculus Quest版が3月26日リリースと発表されました。障害物を避けながら走り続けるランニングゲーム、次々と襲い来る敵を迎撃する防衛戦と言った多彩なミニゲームをこなし、エイリアンの侵略に立ち向かうオムニバス式のバラエティゲームです。Quest版では操作系の一新のほか、グラフィック、フレームレート周りの改良が施されているとのこと。

次に紹介されたのがパズル&アドベンチャーゲーム「The Room」シリーズの最新作「The Room : A Dark Matter」。1908年のイギリス・ロンドンで起きた古代エジプト研究関係者の失踪事件の真相を突き止めるため、事件との繋がりがあるとされる大英博物館深部を探索していきます。こちらも3月26日にリリース予定。Steamでは、ストアページ開設中です。

そして「Lies Beneath」。「バイオハザード」、「サイレントヒル」に強い影響を受けたDrifter Entertainment制作のVRサバイバルホラー。アラスカ州架空の街「スランバー」に溢れる謎の怪物たちから、父親を救出するため大学生の「メイ」が孤軍奮闘するストーリーが描かれます。コミックスタイルのグラフィックが最大の特徴で、リアル志向なサバイバルホラーとしては一線を画した世界観を作り上げています。さらに怪物たちのデザインはDrifter Entertainmentいわく、日本の漫画家・伊藤潤二氏に強く影響されているとのこと。こちら先日の報道から多少変わり、Oculus Quest版が3月31日、Oculus Rift(S)版が4月14日リリースです。

VRステルスアクション「Phantom:Covert Ops」発売日発表

https://www.youtube.com/watch?v=M7JqeU9o3PM

最後に紹介されたのがnDreams制作の「Phantom: Covert Ops」。旧ソビエト連邦残党による第三次世界大戦開戦の陰謀を阻止するため、エリート特殊部隊員になって破壊工作に挑むVRステルスアクションゲームです。カヤックに乗って敵基地内を移動する一風変わったゲームシステムを採用しており、コントローラをオールに見立てて漕ぎ、銃火器や爆薬を使って作戦を遂行していきます。

当初、2019年内の発売を予定していた本作ですが、昨年暮れに2020年内発売へと変更。そして今回、6月25日のリリースになることが正式に発表されました。対応ヘッドセットはOculus Rift(S)、Oculus Questとなります。Quest版はOculus Storeにてストアページが開設済み。そこに記載された情報によれば、日本語にも対応するとのことです。

このほか、放送では「Beat Saber」の売上200万本突破、Quest向けVRゲーム20作品以上の総収益が1億円を突破したことについても紹介されています。

(参考)Facebook: Game Developers ShowcaseOculusブログ


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