2020年3月16日、フェイスブックは、現時点までに発売されたOculus Quest(オキュラス クエスト)向けVRゲームのうち、20作品以上が100万ドル(約1億円)以上の収益を達成したことを発表しました。
Oculus Questは2019年5月に発売された一体型VRヘッドセット。PCやスマホなどに接続せず、単体で使用できる手軽さが大きな魅力です。ソフトウェア(主にVRゲーム)の販売も順調であり、多くのゲームスタジオが「PC向けVR版などの他機種を上回る、期待を超える売り上げとなった」ことを報告しています。
2020年3月現在、フェイスブックはこれらの「100万ドル以上の収益を達成したVRゲーム」のタイトルを公表していませんが、PC版で100万本以上を売り上げた大人気リズムゲーム「Beat Saber(ビートセイバー)」や、ストーリーテリングに注力した「Star Wars: Vader Immortal」シリーズなどが該当していると思われます。
新規ユーザー増加も報告
今回の発表では、2019年ホリデーシーズンにおけるOculus Questの購入ユーザー層についても報告されました。フェイスブックによれば、「同シーズン中にQuestを手に取った人々の90%は、これまでフェイスブックのVRヘッドセットを使ったことのない、完全な新規のユーザー」とのこと。
米メディアRoad to VRは、Questのゲームラインナップや64GB版の400ドル(国内価格は税込49,800円)という、VRヘッドセットとしては安価な販売価格がプラスに作用しているのではないか、と分析しています。
(参考)Road to VR
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