VR卓球ゲーム「Eleven Table Tennis」の2021年1月のオンライン対戦数が、合計で100万試合に達していたことが、同タイトルの公式Twitterで発表されました。
「Eleven Table Tennis」は、Steamでは2016年にリリースされた作品。その名の通り卓球をVR楽しめるゲームで、現実と同じような物理シミュレーションが取り入れられているのが特長。2021年2月現在、PCVR版のほか、Oculus Quest(オキュラス クエスト)向けにも配信されています。
“100万試合”突破の報告と共に、試合数の増加を示すグラフも公開されました。Oculus Quest 2が発売された2020年10月頃から、顕著な伸びを記録しているのが確認できます。また前回の日曜日(1月31日)には、これまでで最多の4万2,000回の試合が行われたとのこと。
1 million online matches played in January 🏓 We hit an all time high 42k matches played last Sunday! #VR #TableTennis pic.twitter.com/z2sjXGHCMO
— Eleven Table Tennis (@ElevenVR) February 3, 2021
好調の声は様々なデベロッパーから
Oculus Quest 2のリリース後、多くのVRデベロッパーが、好調なセールスやユーザーベースの増加を発表しています。リズムゲーム「Synth Riders」を手掛けるKluge Interactiveは、アクティブプレイヤーベースが3倍以上に増加し、昨年比の9倍の収益を達成。Quest版タイトルから得られた収益が、100万ドル(1億円)を突破したことを公表する企業も増え始めています(nDreams、Odders Labなど)。
2021年2月現在、Oculus Quest 2本体の販売台数は不明です。ゲーム業界のリサーチ会社Superdataは100万台を超えていると推計。この数値が正しいと仮定した場合、2021年は、フェイスブックと各VRデベロッパーにとって、更なる飛躍の年になるかもしれません。
(参考)Twitter