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AR/MR 2022.07.09

シンガポールの音楽スクールでARを活用したドラムレッスンを導入

シンガポールの音楽ドラムスクール「Drum Tutor」は、ARを活用したトレーニングをレッスンプランに組み込み始めたことを発表しました。生徒に対して、より効率的に演奏技術を高めてもらうのが目的です。

ARを活用したレッスンは「Playarlong」と呼ばれています。練習では(モニター内に映った)ドラムセット上に、バーチャルキューブをARで表示。生徒はキューブをモニター見て叩くという流れ。イージー、ミディアムのほか、ハードという3段階の難易度が用意されており、教員が画像認識技術を使って、リアルタイムで状況を確認します。

ドラム教室の創業者Chow-Kiat Er氏は、今回のARレッスンについて、以下のようにコメントしています。

「Drum Tutor」では、ドラムの教育法を改善するために、常にイノベーションを続けています。VRとARの技術が進化し続け、より身近になるにつれ、これらの技術の進歩をいつか取り入れ、初心者や愛好家に入門的なトレーニングを提供したいと考えています。

教育者としては、「Playarlong」のような創造的な手法を取り入れたレッスンプランを整備することで、より難易度の高いレッスンを実施できると言えます。

Drum TutorのARレッスンは、2022年7月現在、ショッピングモール「オーチャード ゲートウェイ」内の教室で、無料レッスンとして体験可能。将来的には(有料の)入門コースにもARレッスンの導入が構想されているそうです。

(参考)VRScout

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