デジタルハリウッド大学の2023年度新入生320名が、アバターアプリ「NICECAMERA」を活用し、全員がアバターでオンライン授業を受けたことが明かされました。
デジタルハリウッド大学では、オンライン授業や対面授業以外の新たな授業の形を模索しており、その一環として、「アバターガイダンス」を2023年4月17日・18日の2日間にわたって新入生320名を対象に実施しました。
アバターでオンライン授業を受ける環境は、デジタルハリウッド大学と株式会社キッズプレートが提供。NICECAMERAを使用することで、学生は自分の顔の動きや表情、上半身の動きをアバターに反映でき、プライバシーの保持や新たなコミュニケーションを獲得して、授業に参加できます。
NICECAMERAの主な特徴は以下の通り。
・オンライン授業や会議にアバターで参加可能。
・カメラ付きPCとNICE CAMERAだけで使用可能。キャプチャするためのソフトウェア(OBSなど)は必要なし。
・アバター:自分の顔がアバターに反映。外部サービスと連携して様々なアバターを利用可能。
・コネクト:NICE CAMERA同士で他の人の画面に移動できる機能。
・スタンプ:相手が話している最中に声を出せない状況でも、スタンプがあれば反応を返したり質問があることを示したりができる。
・スライド:授業や発表も楽々。画像を追加するだけなので、新しいスライドを作るのも簡単。
・背景・フレーム:背景とフレームを使えばレイヤー表現も可能。
・文字起こし・字幕:文字起こし機能を使えば授業・会議中の自分の発言を後で確認可能。画面に字幕として表示することも可能。
デジタルハリウッドは、NICECAMERAを活用した文教向けアバター関連サービス「beCAMing」を展開しており、同志社大学、国際アート&デザイン大学校、四條畷学園高等学校をはじめとした多くの教育機関に提供しています。
(参考)プレスリリース