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業界動向 2020.06.04

17万人超を集める展示会CES、2021年はリアルとデジタルで併催に

世界最大規模のエレクトロニクス展示会「CES」が、2021年1月にラスベガスでの開催を予定していることが分かりました。新型コロナウイルスの流行を受け、多くのイベントが中止やオンラインでの実施となる中、現地開催を通す“強気の姿勢”が注目されます。

リアルとデジタル双方で開催

CESは毎年1月に開催され、各企業が新発表などを行う世界最大のエレクトロニクス展示会。VR/AR/MR領域に関する発表や展示も多数行われます。CES2019の参加者は17万5,000人以上、展示企業は4,500社以上と、圧倒的に多数の人々を集めるイベントとなっています。

5月7日付で公式ウェブサイトに掲載された内容によると、CES2021は「実際にラスベガス現地で、及びデジタルの双方」にて開催を予定。主催者は、定期的に会場の消毒を行ったり、通路や座席の間隔を広げて安全(新型コロナウイルス対策)に努めるとしています。

しかしホールに多数の来場者が集い、製品に触れたり、名刺交換を行ったりする場所でどの程度感染リスクを低減できるのか、そもそも参加を希望する企業や個人がどの程度いるのか、新型肺炎の影響は未知数です。

中止やオンラインイベントへの移行相次ぐ

新型コロナウイルスの影響でE3やSXSWといったイベントの開催が中止された他、マイクロソフトはすでに、2021年7月まではオンラインイベントのみ開催すると報じられています。

(参考)The Verge


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