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業界動向 2019.06.12

BitStarがVR/VTuber研究施設を設立 7人同時出演対応のスタジオも

株式会社BitStarは、VRおよびVTuber(バーチャルユーチューバー)の研究を行う「BitStar Akihabara Lab」を東京・秋葉原エリアに開設しました。本研究所では、VTuberに関する研究開発や専用スタジオおよびシステムの提供、そしてVTuberの企画および運用を中心に行うとしています。また、研究所に併設されているVTuberスタジオの貸出も開始されます。

BitStarは、これまでにVTuberの企画や運用などを行っています。またVTuberの運用をサポートするためのオープンソースソフトウェアや、Noitom社から販売されているVRデバイス「Noitom Hi5 VR Glove」に関するオープンソースソフトウェアの開発も行っており、これらはMITライセンスで公開しているので誰でも利用可能となっています。

BitStarが公開しているオープンソースソフトウェアはこちらです。
EasyFacialAnimationImager
NoitomHi5CalibrationByNotUsingHmd
NoitomHi5InertiaToFingerMuscle

VTuberの研究所とスタジオを併設


(最大7人のVTuberが同時出演できる「α Studio」)

BitStarでは、モーションキャプチャーやデジタルスタジオシステムなど、VTuebr事業に関する研究開発をさらに加速させるため、研究所「BitStar Akihabara Lab」を東京・秋葉原に設立。

本研究所には、本格的なバーチャルYouTuberの収録・配信を行えるように4つのスタジオが併設されています。メインスタジオとなる「α Studio」では、最大7人のVTuberがリアルタイムで同時に出演可能となるシステムを備えているとのこと。スタジオの貸し出しも開始しています(料金は別途相談)。

スタジオスペック

α Studio

モーションキャプチャスタジオ
プレイエリア: 7.2m×3.6m

機材
MVN Link×4台
MVN Animate Pro

β Studio

歌収録スタジオ

機材
SONY C-100
Free Space ProⅡ

γ Studio

モーションキャプチャスタジオ
プレイエリア: 5.4m×2.7m

機材
Neuron PRO×2台

δ Studio

モーションキャプチャスタジオ
プレイエリア: 3.6m×2.7m

機材
Neuron PRO×1台


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