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話題 2023.07.25

3Dアバター作成プラットフォーム「Avatar.One」公開 VRMファイルとしてダウンロード可能

MetaMundo社は、100種類以上のアプリとの互換性を有する3Dアバター作成プラットフォーム「Avatar.One」を発表しました。正式版のリリース予定時期は2023年10月。現在、早期アクセス版への参加を受付中です。

「Avatar.One」では、ヘアスタイル、服装、下半身、顔などを自由にカスタマイズしてアバターを作成可能。完成したアバターは、VRMファイルとしてダウンロード可能で、「VRChat」や「cluster」といったソーシャルVR(メタバース)で使用できます。

同プラットフォームでは、アーティストが手掛けたアバターコレクションも展開されます。第1弾「HAIKU」は、TencentやHero Gamesのアートワークを手掛けた Lou LL氏がデザインを担当。近未来的な世界観が採用されており、2000以上のユニークな3Dアバターが提供される予定です。

「Avatar.One」には、「VRChat」「cluster」「OnCyber」「Hyperfy」「SomniumSpace」などと統合されたアバターハブが用意されており、作成アバターで「目的地にアクセス」できます。MetaMundo社の格闘ゲーム「Avatar Fighter」でも使えるほか、「Unreal Engine」や「Unity」といったゲームエンジンにも対応。FBX形式でのファイルのエクスポートも可能とのこと。

MetaMundo社は現在、アバターハブ上でeスポーツ大会を開催することを計画しています。将来的には、AR技術を通じたSNSでのアバター活用や、アバターのAIアシスタント化などを構想しているそうです。

MetaMundo社は、同名のアバターマーケットプレイスを展開していることで知られる企業です。同マーケットは、デジタル資産の所有を厳密に検証・認証するプラットフォームとして運営されており、販売アバターは「Twitch」や「Zoom」「Google Meet」などで利用できます。

(参考)プレスリリース


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