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話題 2018.06.27

空中に情報浮かぶ「未来の名刺」が話題に、アップルのARKit活用

アップルのARプラットフォーム「ARKit」のアップデート「ARKit2.0」では、AR関連の機能がより強化されています。例えばイメージの認識とトラッキングのサポートが拡大し、商品パッケージやおもちゃ等の物体を認識できるようになりました。また、現実世界をARオブジェクトに自動的に反映できる機能が追加されています。仮想と現実が融合され、AR体験がいっそうリアルになります。

この「ARKit2.0」を使ったAR名刺のデモがツイッターで発表され、話題になっています。

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AR名刺を開発したのはフランス在住のiOS & ARKitデベロッパー、Oscar Falmer氏です。Falmer氏はツイートを空中に出現させるアプリとして話題となった「TweetReality」の開発を手がけています。

今回、Falmer氏は自身のツイッターで、AR名刺のコンセプト動画を紹介しています。Falmer氏が自身の名刺を取り出し、iPhone Xのカメラで認識すると、その横に顔写真や動画、連絡先へのリンクボタンがARで出現。更に同氏のウェブサイトらしき画面も展開されています。この動画は実際に使用したiPhone Xの画面録画機能で作成されています。

Falmer氏はAR名刺を「ARKit2.0のイメージトラッキングを使って開発した」と話しています。現在はまだ一般公開されていませんが、このようなAR名刺を簡単に使えるようになれば、未来の名刺交換は今よりもずいぶんと面白くなりそうです。

アップルのARKit2.0に関する記事はこちらです。

(参考)Twitter


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