日本の調査会社である株式会社AQU先端テクノロジー総研は、5GやXR(VR/AR/MR)ビジネスに関する意識調査を実施、その結果を公表しました。本調査は会社員や公務員など2,300人を対象としており、360度動画に関心がある人はVRショッピングにも関心が高いという結果となりました。
本調査によれば、5Gに関心があると答えた人は40%強(大いに関心ある18.5%、関心ある23.9%)と前回調査から変動はありませんでした。
また、今回の調査では、360度動画に関心のある32.3%のうち、57.3%の人がVRショッピングに関心があることが分かりました。また、360度動画に大いに関心あると答えた人では72%がVRショッピングに関心を持っているとのことです。将来的にVRショッピング領域での需要がうかがえます。
5G×XRビジネスでは医療分野に期待
本調査の回答者からは、XRの製品サービスまたXRビジネスへの期待として、医療分野への意見が多くありました。「医療現場における遠隔診療によるセカンドオピニオンの充実に期待する」「患者としての治療の選択肢の拡充ももちろんだが、医師等の医療従事者の働き方の改革につながれば良いと思う」などと、働き方の改革に関するコメントもありました。また、災害地の状況把握や人命救助、シミュレーターなどへの期待も挙げられたとのことです。