動画プラットフォームのYouTubeは、空間コンピュータ「Apple Vision Pro」向けアプリの展開を検討していることを発表しました。海外メディアのThe Vergeなどが報じています。
「Apple Vision Pro」は、Appleが2023年6月に発表した空間コンピューティングデバイスです。現実とバーチャルを融合したMR(Mixed Reality)の体験が可能。片目4KのOLEDディスプレイ、多数のセンサーと2つのチップセットを内蔵したパワフルな処理能力、空間コンピューティングのUIUXデザインなどが特長です。価格は3,499ドル(約50万7,000円)と同種の一体型MRデバイスと比べてもプレミアムな位置づけとなります。
同デバイスのストアでは、iOS(iPad)向けアプリの多くが配信されていますが、YouTubeやNetflixといった一部アプリは、現在「Apple Vision Pro」ではダウンロード不可能。YouTube自体は、Webブラウザ「Safari」などで試聴できますが、360度(VR)映像は見れません。
YouTubeによると、「Apple Vision Pro」向けのYouTubeアプリは現在「ロードマップ内に設定されている」段階とのこと。現時点ではアプリの仕様や、360度映像対応の有無などは判明していません。
Mogura VRはUploadVRのパートナーメディアです。