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投資 2022.07.21

「The Sandbox」の親会社Animoca Brandsが新たに約7,500万ドル調達、評価額は50億ドル以上に

ブロックチェーンゲームやNFT分野への投資を手がけるAnimoca Brandsが、新たに7,500万ドル(約100億円)を調達しました。同社の評価額は、現在50億ドル(約6,900億円)超。調達した資金は戦略的買収や投資、製品開発、人気知的財産のライセンス保護、オンラインユーザーのデジタル財産権促進など、オープンメタバースの推進に継続的に活用していきます。

今回の資金調達にはLiberty City Ventures、Kingsway Capital、Alpha Wave Ventures、10T、SG Spring Limited Partnership Fund、Generation Highway Ltd、Cosmic Summit Investments Limitedなどが参加しました。

Animoca BrandsはブロックチェーンやNFTを軸とした企業。ゲーム開発に加え、Axie InfinityやOpenSea、Dapper Labs(NBA Top Shot)、Yield Guild Gamesなど340以上のプロジェクトや企業に投資しています。また、ブロックチェーンゲームプラットフォームの「The Sandbox」をはじめとする複数の子会社を有しています。同社は2022年1月18日にも3億6000万ドル(約410億円)を調達しています。

日本のIPを世界へ展開

さらにAnimoca Brandsの日本子会社であるAnimoca Brands株式会社は、2022年6月20から23日に行われた世界最大のNFTカンファレンスNFT.NYC2022にて株式会社講談社らと漫画、アニメ作品について、世界展開に合意したことを発表しました。両者は今後、アニメーション映画「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」、ファンタジー漫画「FAIRY TAIL」を共同展開することを発表しています。

(参考)プレスリリース [1], [2]


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